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診療科消化器肝臓内科

外来診察 2F/H1 ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

消化器肝臓内科は地域の中核病院として、皆さんが日頃お困りな消化器症状に対する診療を行うとともに、診断・治療に難渋する患者さんに対して高度な医療を提供すべく努力しています。それぞれエビデンスに基づいた医療を実践するとともに、高度で先進的な医療についても積極的に取り組んでいます。
専門性を発揮しつつ全人的診療にあたることをモットーにしており、地域の先生方と連携・協力し、治療や情報提供にあたっています。食道・胃・小腸・大腸・肝臓・胆囊・膵臓疾患などの多岐にわたる領域を専門医が診断・治療を担当していますので、安心して受診してください。
また30才代の若手医師から50才代のベテラン医師まで多くの医師が外来診療に従事し、バランスの良い診療を心がけています。どうか安心して我々の診療科を受診してください。

オンライン・セカンドオピニオン外来

特色・強み

今や2人に1人はがんに罹患する時代ですが、その中でも消化器肝臓内科で診療するがんは、胃癌・大腸癌・食道癌・肝臓癌・膵臓癌など多くのがん診療を行なっています。効率よく病変を検出するために画像強調内視鏡やAIが搭載された内視鏡を活用しています。早期にがんを発見することで、低侵襲の内視鏡治療で治る患者さんが増えています。数多くの早期胃癌の内視鏡治療を行っています。
【AI内視鏡】

潰瘍性大腸炎・クローン病については、患者さんのQOLを考えた適切な治療を行っています。就労や通学のため平日通院できない患者さんのために2020年4 月より土曜日の外来も開始しました。また急に症状が悪化することに備えて、ほぼ毎日専門の医師が診療にあたっていることも強みの1つです。カプセル内視鏡やバルーン小腸内視鏡も積極的に行い、治療方針決定に活用しています
【炎症性腸疾患(IBD)症例カンファレンス】

増加している胆膵疾患については、経験豊富な専門医による診察・内視鏡治療を行っています。最近増加している膵臓癌の早期診断もCT、MRI以外にも超音波内視鏡を用いた病理診断も積極的に行なっています。さらに比較的侵襲の低い超音波内視鏡による診断、穿刺吸引細胞診のほか、膵仮性嚢胞に対する内視鏡ドレナージなどの高度な技術を要する治療にも取り組んでいます。
【膵臓癌に対する超音波内視鏡下生検検査】

主な対象疾患

  • 消化管がん(食道癌・胃癌・大腸癌)
  • 大腸ポリープ・大腸腺腫(内視鏡治療)
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病・腸管ベーチェット)
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
  • 肝細胞癌
  • 肝機能障害
  • ウイルス性肝炎(B型肝炎・C型肝炎など)
  • 難治性肝疾患(自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎など)
  • 膵癌
  • 急性膵炎・慢性膵炎
  • 胆嚢癌・胆管癌
  • 胆石・総胆管結石
  • 自己免疫性膵炎
  • 便秘症
  • 過敏性腸症候群

各種実績

診療実績(2023年度版)
外来新患者数 3,796名
外来延患者数 47,938名
入院新患者数 2,287名
入院延患者数 22,922名
診療実績(2023年度版)
上部消化管内視鏡的止血術 130件
食道静脈瘤治療 114件
上部消化管悪性腫瘍・腺腫内視鏡治療 286件
(咽喉頭 12、食道 54、胃 167、十二指腸 53)
上部消化管疾患関連超音波内視鏡 263件
大腸悪性腫瘍・腺腫内視鏡治療 986件
炎症性腸疾患に対する生物学的製剤使用 305名(潰瘍性大腸炎167名、クローン病137名)
内視鏡的逆行性胆管膵管造影 848件
胆膵疾患関連超音波内視鏡検査 417件
胆膵疾患関連超音波内視鏡穿刺吸引検査 179件

学会認定施設

日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本大腸肛門病学会
日本消化管学会
日本肝臓学会
日本膵臓学会
カプセル内視鏡学会

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