診療科臨床検査医学科
概要
患者のみなさんへ
臨床検査医学科とは、直接患者さんを診察する診療科ではありませんが、主治医の先生や患者さんに早く正しく検査結果をお返しできるように臨床検査部と協力して検査の質の向上に取り組んでいます。
また主治医の先生から検査結果の解釈の相談を受ける科でもあります。一部のスタッフの医師はその専門性を生かし、診療も行っています。
特色・強み
当科は臨床検査部のスタッフとともに検査部の運営を行っています。より迅速に正確な検査結果を報告することを旨として臨床検査部を運営しています。そのために正しい検体の採取法、取り扱いの方法や検査結果の読み方を患者さんや病院スタッフへのアナウンスや研修医の指導を行っています。
検査の質の向上のため内部精度管理および外部精度管理などの管理監督を行っています。検査専門医を有する医師がいる数少ない施設でもあり、検体検査管理加算Ⅳという最も高いグレードの施設認定を取得しています。また検査室の技術能力の評価であるISO15189認定も取得しております。
新しい検査方法や技術の開発や臨床研究も行っています。また臨床検査技師や研修医の教育にも力を入れています。
大学附属病院としての先端的な医療を検査の面からサポートできるように質の高い検査の提供に努力しております。
主な対象疾患
- 検体検査
- 生理機能検査
各種実績
- 診療実績(2023年度)
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化学・免疫検査(件) 5,070,875 血液検査(件) 759,909 一般検査(件) 154,407 細菌検査(件) 86,103 遺伝子検査(件) 1,668 コロナ検査(件) 10,898 生理機能検査(件) 68,048 血液ガス(病棟含む)(件) 45,096 採血患者数(人) 176,468