診療科リウマチ・膠原病科
外来診察 2F/G10 ※初診や再診の受付完了後にお越しください
概要
患者のみなさんへ
当科は膠原病、関節リウマチおよびその類縁疾患を担当する診療科です。
関節リウマチは、病状の不安定な時期などには、内科的な側面と整形外科的な側面の両側面からの治療計画が必要な病気です。免疫異常、臓器障害、炎症病態など多岐にわたる病態に対応しています。
当院では入院管理を含めた膠原病専門診療ができるため、多くの患者さんに来院いただいております。
オンライン・セカンドオピニオン外来
特色・強み
内科が主体となる疾患ではありますが、筋骨格系(整形外科)、皮膚粘膜(皮膚科)など他科的要素も多いのが膠原病です。当院では、他科とのスムーズな連携を行うシステムを構築しており、必要な患者さんには全身性疾患の管理を適宜おこなっていきます。
当院は膠原病を専門に診療できる北河内地区の基幹病院となっています。北河内医療圏でのより均一かつ安全な関節リウマチ医療を行うことを目的に、関節リウマチに対する生物学的製剤導入および経過観察に関して、地域連携医療パスを構築し稼働しています。
写真:当科と連携している施設との院外カンファレンスの様子
主な対象疾患
- 関節リウマチ
- 乾癬性関節炎
- 膠原病(全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、混合性結合組織病、シェーグレン症候群)
- 血管炎(高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、ANCA関連血管炎、顕微鏡的多発血管炎、多発動脈炎性肉芽種性、好酸球性多発動脈炎性肉芽種性)
- 強直性脊椎炎などの血清反応陰性脊椎関節炎
- 成人発症スチル病
- ベーチェット病
- 再発性多発軟骨炎
- リウマチ性多発筋痛症
- RS3PE症候群
- IgG4関連疾患
- 家族性地中海熱などの自己炎症性疾患
各種実績
- 診療実績(2023年度版)
-
外来新患者数 750人/年 外来延患者数 19,285人/年 入院新患者数 152人/年 入院延患者数 5,166人/年 - 病名件数(2023年度 実人数)
-
関節リウマチ 1,071名 全身性エリテマトーデス 272名 多発性筋炎・皮膚筋炎 131名 強皮症 222名 混合性結合組織病 42名 シェーグレン症候群 299名 抗リン脂質抗体症候群 33名 ベーチェット病 76名 再発性多発軟骨炎 16名 強直性脊椎炎 19名 乾癬性関節炎 165名 掌蹠膿疱性関節炎 28名 IgG4関連疾患 60名 成人発症スチル病 23名 悪性関節リウマチ 8名 高安動脈炎 17名 巨細胞性動脈炎 14名 結節性多発動脈炎 2名 顕微鏡的多発血管炎 46名 多発血管炎性肉芽腫症 10名 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 22名 リウマチ性多発筋痛症 115名 RS3PE症候群 11名 その他の脊椎関節炎 31名
学会認定施設
日本リウマチ学会「教育施設」