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診療科皮膚科

外来診察 3F/K5 ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

当科では、皮膚アレルギー疾患から皮膚腫瘍、感染症など幅広く対応できる診療を行っています。
特に、アトピー性皮膚炎や乾癬などの全身に炎症をおよぼす疾患に対する生物学的治療に関しては治療経験が豊富であり、専門外来も設けています。
皮膚悪性腫瘍に対しては手術、最新の化学療法を含めた集学的な治療を実践し、光線過敏症、膠原病など治療に難渋する皮膚疾患の治療や検査も積極的に行っています。入院を必要とする皮膚感染症などに対しても、救急外来を受診される患者さんを含めて断らない姿勢で治療にあたっています。重症薬疹診療拠点病院地域などの資格も有し、地域の基幹病院として近隣の医療機関とも十分に連携をとりながら診療を行っています。

オンライン・セカンドオピニオン外来

特色・強み

皮膚科専門医のみならずがん治療認定医やアレルギー学会専門医が在籍しており、各疾患の最新治療法、最善の治療法を提供しています。
医療の質の確保しながら先進医療や多施設共同臨床試験にも多数参加しており、大学附属病院である利点を生かして各領域の専門医との密接な連携のもと、皮膚に関する全ての疾患の治療にあたる体制ができています。

乾癬に対しては、他科と協力し総合的な診療にあたる乾癬センターを開設しています。
アトピー性皮膚炎・蕁麻疹・薬疹・光線過敏症などのアレルギー性疾患は、アレルギーセンター各科と連携し診断・治療を行っています。より難治な症例やかゆみの強い症例、皮膚悪性リンパ腫に対しては有効性が高く副作用の少ない紫外線療法を中心に新規全身療法を含めて行うことで良好な成績を得ています。

皮膚良性・悪性腫瘍に対する手術も積極的に行っています。転移が疑われる症例に対してはセンチネルリンパ節生検やリンパ節郭清術も適宜検討し、免疫チェックポイント阻害薬による治療などと併せて集学的な治療を実施しています。

主な対象疾患

  • アトピー性皮膚炎
  • 尋常性乾癬
  • 蕁麻疹・血管性浮腫
  • 尋常性痤瘡
  • 悪性黒色腫
  • 薬疹
  • 掌蹠膿疱症
  • 化膿性汗腺炎
  • 自己免疫性水疱症
  • 乳房外パジェット病
  • 基底細胞癌・有棘細胞癌
  • 円形脱毛症
  • サルコイドーシス
  • 皮膚ウイルス感染症
  • 皮膚細菌感染症

各種実績

診療実績(2022年度版)
外来新患者数 2,658人/年
外来延患者数 35,417人/年
入院新患者数 308人/年
入院延患者数 2,258人/年
診療実績(2022年度版)
病理組織検査 700 件
蛍光抗体法 80 件
細菌• 真菌検査 約 1,000 件
パッチテスト 120 件
プリック• スクラッチテスト 25 件
皮膚エコー 70 件
光線テスト 30 件
光線治療 約 4,000 件
手術 262 件
化学療法 49 件
冷凍凝固術 約 1,600 件
局所免疫療法 20 件
生物学的治療 約 500 件
陥入爪治療 約 110 件
円形脱毛症ステロイドパルス療法 約 25 件

皮膚細菌感染症

専門研修施設重症薬疹診療拠点病院

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