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診療科呼吸器・感染症内科

外来診察 2F/H1 ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

メディアに出演させて頂いています、科長の宮下です。テレビの画面通り「いつも笑顔で、優しく」「分かり易い説明」を診療モットーとしています。
『呼吸器疾患』には、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの換気異常をきたす疾患、肺炎や結核などの感染症、間質性肺炎などのびまん性肺疾患など、幅広い疾患が存在します。患者さんが困られて当院に来院される理由として、「胸部レントゲン写真で異常を指摘された」「風邪の後に咳が治らない」「痰が多くて困る」「息切れが強くなってきた」などがあります。これらの症状で困られたり悩まれた場合は、お気軽にご相談下さい。
『感染性疾患』としては、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザをはじめ多くの感染症に対応しています。また、肺炎球菌ワクチンや帯状疱疹ワクチン、インフルエンザワクチンなど、予防に関する相談も受けています。「接種すべきか?」「副反応が心配」「そもそもメリットは?」など、日頃疑問に思っていることを、ご相談下さい。

オンライン・セカンドオピニオン外来

特色・強み

患者さんが医療機関を受診する理由で頻度の高い症状に、「咳や痰」が毎年上位に位置しています。とくに「咳が長引き」医療機関を転々とされる患者さんが多く存在します。咳の原因は多岐に渡り、単独の原因でないことが多いです。当科では「咳や痰」の診療に力を入れています。

難病に指定されている間質性肺炎の診察を行っています。間質性肺炎の原因は多岐に渡りますが、インターネットで記載されている様な悪い疾患ばかりではありません。数年で死に至る特発性肺線維症から軽症の薬剤性肺炎まで、様々な原因がありますので、お気軽にご相談下さい。

下記の学会における委員会活動にも従事しております。

・日本呼吸器学会
「呼吸器感染症に関するガイドライン」作成委員
・日本呼吸器学会
「咳嗽・喀痰診療ガイドライン」作成委員
・日本マイコプラズマ学会
「マイコプラズマ肺炎治療指針」策定委員
・日本建築衛生管理教育センター
「レジオネラ症防止指針」編集委員会作業部会委員

主な対象疾患

  • 長引く咳嗽
  • 長引く喀痰
  • 体動時の呼吸困難
  • 新型コロナウイルス感染症後の後遺症
  • 間質性肺炎
  • 気管支喘息・咳喘息
  • 慢性閉塞性肺疾患
  • 非結核性抗酸菌症
  • サルコイドーシス
  • 肺炎
  • 肺胞蛋白症

各種実績

診療実績(2022年度版)
外来新患者数 2,441人
外来延患者数 13,583人
入院新患者数 88人
入院延患者数 1,854人
診療実績(2022年度版)
びまん性肺疾患
特発性肺線維症 26例
膠原病関連間質性肺炎 28例
薬剤性肺障害 35例
Cryptogenic organizing pneumonia 29例
サルコイドーシス 15例
過敏性肺臓炎 13例
肺胞蛋白症 2例
分類不能間質性肺炎 38例
アレルギー性肺疾患
喘息 142例
咳喘息 102例
好酸球性肺炎 12例
好酸球性肺真菌症 4例
好酸球性多発血管炎肉芽腫症 3例
閉塞性肺疾患
慢性閉塞性肺疾患 131例
びまん性汎細気管支炎 3例
気道系疾患
気管支拡張症 49例
副鼻腔気管支症候群 29例
感染性肺疾患
急性気道感染症 805例
肺炎 232例
真菌感染症 51例
結核 13例
非結核性抗酸菌症 93例