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診療科脳神経内科

外来診察 3F/J1 ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

脳神経内科が診療を担当する領域は、脳・脊髄・末梢神経・筋肉と多岐にわたります。物忘れや呂律が回らない、手足が動かしにくい・しびれる、物が二重に見えるなどの症状が当科を紹介・受診されるきっかけとなります。
当科の領域の病気を大きく分けると、脳卒中、てんかん、中枢神経系感染症(髄膜炎・脳炎など)、神経変性疾患(パーキンソン病・筋萎縮性側索硬化症など)、認知症(アルツハイマー型認知症など)、神経免疫疾患(重症筋無力症・多発性硬化症など)に分けることができます。また症状の現れ方も、救急車で受診しなければならないような急性の病気と、長い療養を要する慢性の病気に分けられます。
私たちは、臨床経験豊富な専門医と充実した医療環境を基に、これらの病気の適切な診断と治療が行える体制を常時整えています。院内の他領域の先生との情報共有を密にし、地域の開業医の先生方、救急隊、行政と連携して、これらの病気で悩む方々を救うべく、脳神経内科の地域医療貢献に全力を尽くします。

オンライン・セカンドオピニオン外来

特色・強み

脳神経内科の大きな特色は、病歴と神経診察という古典的技能が現在でも最も威力を発揮している点にあります。当科では、専門的な神経学的診察と、MRI、神経生理検査、髄液検査などの様々な検査を組み合わせて、診断が難しいと言われている脳神経系の病気を正しく診断し、その病気にあわせた治療を行っています。2020年からは「物忘れ外来」を設け、北河内医療圏の認知症予防の拠点となるべく、抗アミロイドβ抗体による認知症新薬や新規医療機器による臨床試験も積極的に取り組んでいます。

当科の特筆すべき点として、超急性期脳梗塞に対して脳神経内科医による脳血管内治療を全国に先駆けて開始し、脳神経外科・救急医学科と共に構成している脳卒中センターにおいて、脳梗塞治療の中心的な役割を担っています。

主な対象疾患

  • 脳梗塞
  • パーキンソン病
  • アルツハイマー型認知症
  • てんかん
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 脳炎・髄膜炎
  • ギラン・バレー症候群
  • 重症筋無力症
  • 多発性硬化症

各種実績

診療実績(2024年度版)
外来新患者数 1,190人
外来延患者数 13,310人
入院新患者数 582人
入院延患者数 9,638人
診療実績(2024年度版)
入院 615例
 脳血管障害入院 262例
 神経変性疾患 138人
 筋疾患・神経―筋接合部疾患 20人
 中枢神経炎症・自己免疫疾患 36人
 機能性疾患(てんかん等) 29人
 末梢神経疾患 22人
 神経感染症 5人
 遺伝性疾患 7人
 その他 96人
もの忘れ外来新患 130人

学会認定施設

日本神経学会
日本脳卒中学会
日本認知症学会
日本脳ドック学会

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