特殊外来脳卒中外来
概要
概要
脳卒中とは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害の総称です。
脳卒中によって死に至る症例の数は徐々に減ってはいるものの日本人の死亡原因の4位と高い水準で推移しています。また、脳卒中後には、麻痺や認知症などを発症し日常生活動作に支障をきたした結果、自立した生活が送れなくなることもあります。超高齢社会を迎え、寝たきりになってしまう方が増えていますが、その最も多い原因が脳卒中です。
特色・方針
脳卒中の原因として、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病が関与している場合や心臓疾患が関与している場合など、多岐にわたります。神経内科では、特に脳梗塞に関して、CT・MRIやエコー検査などを用いて、その原因を追求し、内服薬の調整、生活指導、カテーテル治療を含めた外科的治療などの中から適切な予防法を提案します。
発症間もない場合には迅速な診断と治療開始を行い、必要時には緊急脳血管内治療(カテーテル治療)も行います。