特殊外来緑内障外来
概要
概要
緑内障とは、視神経が障害される結果、視野(見える範囲)がせまくなる病気で、眼圧(目の硬さ)の上昇が大きく関与しています。治療は眼圧を下げることで、主に薬物療法や手術が主体になります。
緑内障で一旦せまくなった視野を元に戻すことは今の医学ではできません。よって適切な時期に、適切な治療を行う必要があります。緑内障外来では、治療方針が適正か複数の医師で診察させていただき、症例検討会を行って方針の確認をしております。
特色・方針
緑内障のなかには急激に進行するものもありますが、多くは慢性の経過をたどります。緑内障にはさまざまなタイプがあり、治療開始前の充分な観察が不可欠です。診断が確定した後も、その後の経過は多岐に渡るため治療方針が変わる可能性があり、そのためには、患者さんとのコミュニケーションが大事であると考えています。
火曜日午後の緑内障外来日以外でも、緑内障外来担当医の数名が午前の診察を担当しておりますので、いつでも安心してお越しください。
治療は、目薬による薬物療法が主体ですが、薬物療法やレーザー療法で効果が無い場合は手術療法を行います。
当院の緑内障手術件数は年間200件以上で、全国でもトップクラスの手術件数です。豊富な症例のデータを大切にし、手術を含む治療成績を随時更新して、診療に役立てるように心掛けております。近年注目されているインプラントを使用した緑内障手術も積極的に行っております。