特殊外来弁膜症外来
概要
概要
超高齢化社会の到来に伴い心疾患による死亡数が増加し、とりわけ心不全が死因の最も多くを占めるようになっています。また一方、弁膜症あるいは弁膜障害は増加の一途をたどり、心不全の原因あるいは増悪因子として問題になっています。
弁膜症は適切な治療によって治癒ないし軽快するだけに、患者さんのＱＯＬ向上のために積極的な診断・治療が求められます。
特色・方針
当ハートセンターでは、基本方針に循環器内科医と心臓外科医がハートチームを組んで診療に取組むこととし、年々増加する弁膜症に対しては、専門家チームが共同で外来診療を行う“患者さん本位の弁膜症外来”を設けております。
心エコー診断、心不全治療、カテーテル治療および外科手術の各分野の専門医師がチームを組んで、患者さん一人ひとりの病態に即した最も望ましい治療方針を、初診時に提示することが可能です。
あらゆる弁膜症や他の心疾患に続発する弁機能障害について、病態診断や治療方針の決定を行っています。