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特殊外来肝移植外来

概要

概要

重症の肝臓病、肝不全に対する有用な治療として、肝移植は確立された治療法です。肝移植には生体肝移植と脳死肝移植の2つの方法があります。
当外来では、肝移植適応の検討および移植術後患者さんの管理を、外科の肝移植外来と連携して行っています。

特色・方針

生体肝移植術は旧関西医科大学附属病院/現総合医療センター外科で2002(平成14)年6月から開始され、2006(平成18)年の当院開院後からは、2010(平成22)年までに29例の生体肝移植術が施行されました。その間肝移植医療チームの一員として術前インフォームドコンセント・術前レシピエント適応検査・ドナー適応検査などを外科チームとともに行って参りました。
移植後の患者さんは免疫抑制剤の服用が必須であり、様々な合併症の治療や原疾患の管理など術後も慎重な対応が必要となります。

現在は諸事情のため当院でのあらたな生体肝移植術は施行されていませんが、当院で手術を受けられた患者さんの管理を、外科肝移植外来と同日の時間帯で行っています。また、肝移植を検討されている患者さんおよびご家族からのご相談にも随時応じており、適応と判断されご希望された場合は、関連する施術可能な他施設への円滑な受診のため紹介をさせていただきます。

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