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特殊外来気道外来

概要

概要

鼻炎や副鼻腔炎などの上気道炎症と慢性咳嗽や喘息などの下気道炎症は高率に合併することが知られています。
これらの上・下気道にわたる炎症を耳鼻科アレルギー専門医と呼吸器アレルギー専門医が共同して包括的なケアを提供します。

特色・方針

当外来では、主に副鼻腔気管支症候群や喘息を合併するアレルギー性鼻副鼻腔炎を対象としています。特に、好酸球性副鼻腔炎は喘息を合併することが多く、内視鏡的副鼻腔手術後も半数以上が再発するという難治性の好酸球性気道炎症です。
その患者数は増加傾向にあり、さらに2015(平成27)年7月より難病指定にリストアップされたこともあり、次第に注目度が高まってきています。
通常、副鼻腔炎は耳鼻科、喘息は呼吸器科で別々に診察されていますが、当外来ではそれぞれの専門医2人体制で、同じ空間で同時に診察し治療方針を決めるという画期的なスタイルをとっています。治療内容に関しても、”one airway, one disease”の概念に基づいた新しい治療法(微粒子吸入ステロイド経鼻呼出療法)を中心に、気道のトータルケア(Airway Medicine)を実践しています。

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