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診療科腎泌尿器外科

外来診察 3F/K1 ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

当科では、泌尿器科にかかわるあらゆる病気を専門的に診療する体制を整え、毎日の臨床の中で患者さんの体に優しい治療・低侵襲手術を実践し、患者さんのQOL(生活の質)を重視しています。
日々の外来は、教授、准教授、講師、助教が行っていますが、全員が泌尿器科専門医あるいは専門医・指導医であり、質の高い診療を行っています。手術療法や抗がん剤治療などが必要な患者さんについては、全員について全医師が参加する会議で治療方針を決定しているため、外来担当医師の判断だけではなく、だれもが納得できる標準的な治療が行われます。
主に、泌尿器生殖器腫瘍、排尿障害、結石、感染症などに取り組み、なかでも前立腺癌、男性不妊症、男性更年期、勃起障害、小児泌尿器、女性泌尿器、腎移植は専門外来で診療しています。

オンライン・セカンドオピニオン外来

一般社団法人 National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について

特色・強み

当科は、あらゆる泌尿器科疾患を専門的に診療する体制を整えています。
特に専門としているのは、
①尿路・生殖器腫瘍(前立腺がん、膀胱がん、腎細胞がん)の薬物療法、ロボット手術などの低侵襲手術療法
②男性機能異常(男性不妊症、男性更年期障害、ED、など)
③排尿障害(薬物療法、前立腺肥大症に対するTUEB、HoLEP手術など)
④腎移植
⑤副腎疾患に対する治療(腹腔鏡手術を含む)
⑥尿路結石症

低侵襲治療、特に腹腔鏡手術、ロボット支援手術、尿管鏡手術を多数実施しています。
これまでの腹腔鏡手術は総数5,000症例を超え、良好な治療成績です。
泌尿器腹腔鏡技術認定取得医は7人。腹腔鏡下前立腺全摘除術は2013(平成25)年までに750例施行、現在は da Vinci を用いたロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術を年間100例以上実施しており、術後の尿失禁軽減、勃起機能保持のため、可能な限り神経温存をしています。
腎癌に対する腹腔鏡またはロボット支援腎部分切除術の経験も豊富です。ロボット支援手術の総数は1,400症例を超えています。

主な対象疾患

  • ①尿路・生殖器腫瘍: 腎細胞がん、腎盂癌、尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣癌、陰茎癌
  • ②男性機能異常:男性不妊症、男性更年期障害、勃起障害、など (疾患によっては自費診療になります)
  • ③排尿障害:過活動膀胱や尿失禁、前立腺肥大症 (前立腺肥大症に対する手術 TUEB、HoLEP手術なども多数行っています)
  • ④腎移植
  • ⑤副腎疾患 1)副腎皮質腫瘍:内分泌非活性腫瘍で良性・悪性、内分泌活性腫瘍としては、クッシング症候群、原発性アルドステロン症 2)副腎髄質腫瘍:褐色細胞腫、パラガングリオーマ
  • ⑥尿路結石症

各種実績

診療実績(2022年度版)
外来新患者数 2,191名
外来延患者数 32,256名
入院新患者数 1,639名
入院延患者数 14,870名
検査実績(2022年度)
膀胱内視鏡検査 1,663 件
逆行性腎盂尿管造影、 尿管ステント留置などの 透視下での処置 490 件
診療実績(2022年度版)
手術件数 1,182 件
うち腹腔鏡手術またはロボット手術  273件
( )内は腹腔鏡手術またはロボット支援手術件数
術式
副腎 15(13)
腎摘出術(腎尿管含む)  65(54)
腎部分切除(ロボット支援)  54(52)
上部尿路腫瘍 レーザー焼灼   19
上部尿路腫瘍 尿管部分切除   5
上部尿路腫瘍 尿管鏡検査   38
腎盂形成(単孔式)  3(3)
膀胱全摘  15(12)
前立腺全摘  123(123)
腎移植 ドナー腎採取手術  12(12)
腎移植  12
尿膜管切除(単孔式) 4(4)
前立腺肥大症 核出手術   37
砕石術 経尿道的内視鏡手術  92
砕石術 経皮的内視鏡手術  11
女性骨盤尿失禁・臓器脱手術  12
陰嚢陰茎精巣手術  42
経尿道的膀胱腫瘍切除術  225
前立腺生検  288
その他  110

学会認定施設

ロボット手術見学施設

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