診療科救急医学科
概要
患者のみなさんへ
救急医学科は、1979年に旧滝井病院で設立されて以来、40年以上の歴史を刻んできました。
発足当時は、いわゆる3次救急医療機関として当時他の施設では治療が困難であった重症(多発)外傷、広範囲熱傷、急性中毒などの外因症例を対象としていましたが、近年では敗血症や急性呼吸不全など重症内因疾患の診療も数多く診療しています。
また変遷する地域医療のあり方や多発する災害などにも対応する診療科であるために、病院前救急診療として枚方寝屋川消防組合とのドクターカー運用や災害拠点病院の一つとして災害医療派遣チーム(DMAT)派遣などを実施しており、大阪府北河内地域の救急医療の中心的役割を果たす責務を担っています。
特色・強み
救急医学科は、重症患者さんを常に受け入れ、重篤な急性病態に対応しています。脳、肺、腎臓などの重要臓器の危機的機能不全状態に対して、機械的人工呼吸器、血液透析器、循環呼吸補助装置、体温制御装置などの新鋭の先端機器を駆使し、急性期治療を行うことで救命を図っています。
主な対象疾患
- 重症外傷
- 手術を要する腹部急性疾患
- 重症呼吸不全(新型コロナを含む)
- 広範囲熱傷
- 重症急性中毒
- 心肺蘇生後
各種実績
- 診療実績(2023年度版)
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救急医学科が診療した傷病者数 1,507名 うち 重症患者 1,239名 初療室からの転帰 救急医学科入院患者 612名 他の診療科に依頼した患者 403名 他院へ転送した患者 11名 外来診療のみの患者 245名 外来死亡患者 236名 搬入経路 救急隊からの直送 919名 ドクターカーによる搬入 143名 転医(診療所・介護施設からの紹介も含む) 244名 直接来院(walk in) 100名 その他(院内急変など) 101名