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診療科歯科・口腔外科

外来診察 2F/G7 ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

2013(平成25)年9月より耳鼻咽喉科・頭頚部外科講座の診療科として、歯科口腔外科が開設され、2022年4月に独立し、歯科・口腔外科・口腔ケアセンターとなりました。
現在、常勤5名・非常勤5名・研修医2名の体制で行っており、周術期の口腔ケアを始めとした専門的口腔機能管理、または口腔外科疾患の治療や手術などを主に行っております。
がん治療における全身麻酔下での手術、放射線治療、化学療法の際の口腔ケアを始めとした専門的口腔管理を行うことにより、術後感染の予防、口腔粘膜炎による疼痛の緩和、早期経口摂取の開始、早期退院につなげるべく努力しております。 さらに、地域の医科・歯科医院と連携を図り、口腔外科的疾患(埋伏智歯、嚢胞、口腔領域の炎症性疾患、粘膜疾患、顎関節症、顎骨壊死)の診療や手術にも積極的に取り組んでおります。

オンライン・セカンドオピニオン外来

特色・強み

口腔外科担当・周術期担当のドクター・衛生士を各々配置することで、周術期口腔機能管理のみならず、医科歯科連携や地域医療連携に務めております。

骨粗鬆症や悪性腫瘍の骨病変を持つ患者さんに用いられる骨修飾薬における有害事象である薬剤関連顎骨壊死が近年増加しております。当科では顎骨壊死に対して、複数の他大学や他施設・医科と連携を取りながら、積極的に治療や研究に取り組み、良好な成績をおさめています。

歯性上顎洞炎など、耳鼻科領域が関連する疾患においては、耳鼻科との合同の手術を行うことにより低侵襲に早期治療に導くことができます。またマイクロスコープや内視鏡を使用し、繊細な部位まで精査加療が可能となっております。

主な対象疾患

  • 埋伏智歯
  • 嚢胞
  • 腫瘍
  • 口腔領域の炎症性疾患
  • 粘膜疾患
  • 顎関節症
  • 外傷
  • 顎骨壊死

各種実績

診療・手術実績(2022年版)
外来新患者数 5,931名
外来延患者数 14,903名
入院新患者数 159名
入院延患者数 623名
手術件数 133件/年
診療実績(2022年版)
埋伏智歯抜歯症例数 873
良性腫瘍切除症例 66
顎骨壊死症例  57
嚢胞摘出術症例 247
炎症性疾患 57
外傷・骨折症例 24