診療科心臓血管外科
外来診察 2F/i3 ※初診や再診の受付完了後にお越しください
概要
患者のみなさんへ
心臓血管外科では、成人の心臓疾患、大動脈瘤および末梢血管病変に対する外科治療を行っています。大動脈瘤ではカテーテルを用いたステントグラフト治療、大動脈弁狭窄では循環器内科とハートチームを構築しカテーテルでの人工弁置換も積極的に行っています。
疾患別の手術方法
狭心症・心筋梗塞に対する手術
・冠動脈バイパス術 左室形成
心臓弁膜症
・弁形成術 人工弁置換
・不整脈手術:心房細動に対するメイズ手術 左心耳閉鎖術
その他
・心房中隔欠損、心室中隔欠損、心臓腫瘍に対する根治術
大動脈疾患
・人工血管置換 および ステントグラフト治療
末梢血管
・バイパス手術および血管内カテーテル治療PTA
・透析用の内シャント 下肢静脈瘤手術
オンライン・セカンドオピニオン外来
特色・強み
低侵襲手術を積極的に行っており、狭心症に対する冠動脈バイパス術は人工心肺装置を使用しない心臓拍動下を第一選択としています。弁膜症手術でも骨を切開せず、右胸の数センチの切開(ロボット手術より小さい)で行い、術後1週間程度で退院が可能です。心臓血管外科のあらゆる分野で新鋭・先端の治療をご提供することが可能となっています。
弁膜症での骨を切開せず右の肋骨の間から行う弁形成術ではすべての手技を内視鏡でのモニター画像で行っているため、創部を開胸器で広げる必要がなく、骨に負担がかかりません
主な対象疾患
- 僧帽弁閉鎖不全症
- 僧帽弁狭窄症
- 大動脈弁狭窄症
- 大動脈弁閉鎖不全症
- 心房細動
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 胸部大動脈瘤
- 腹部大動脈瘤
- 胸腹部大動脈瘤
- 解離性大動脈瘤
- 閉塞性動脈硬化症
各種実績
- 診療実績(2023年度版)
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外来新患者数 565人/年 外来延患者数 5,009人/年 入院新患者数 378人/年 入院延患者数 4,859人/年 - 診療実績(2023年度版)
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総手術数 415例 心臓(複合手術あるため、下記の数は重複あり) 計167例 冠動脈バイパス 41例 弁膜症 115 例 先天性心疾患その他 11例 胸部大動脈手術 計52 例 ステントグラフト 24 例 腹部̶末梢血管手術 計196 例 ステントグラフト 52 例