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診療科心療内科

外来診察 3F/J1 ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

当科は身体と心を分けずにみる心身医療を、主に内科領域の疾患を対象に行っています。身体面と心理社会面の関係性を重視し、いずれにも偏ることのない診療態度で、一人ひとりの患者さんの状態に合わせた個別の診療をこころがけています。
外来診療は、初診5単位(週)、再診17単位(週)となっており、いずれも完全予約制です。このため初診は3~4週程度の待ちになる事が多いのですが、緊急時は個別に対応しています。
また当科は、総合診療科、緩和ケアセンター、痛みセンターと密に連携しています。

オンライン・セカンドオピニオン外来

特色・強み

内科領域のあらゆる身体症状を取り扱います。
心身症の定義は「心身症とは身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態をいう。ただし神経症やうつ病など精神障害に伴う身体症状は除外する」(日本心身医学会、1991年)となっており、抑うつ気分や不眠等の純粋な精神症状は専門外ですのでご注意ください。

当科では、内科領域の心身症を中心に診療を行います。中でも機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群といった消化器の機能性疾患、慢性に痛みが続く慢性疼痛症候群、がんによる身体や心の痛みに苦悩する患者さんが大きな割合をしめています。

総合診療科、緩和ケアセンター、痛みセンターと密に連携しています。

主な対象疾患

  • 機能性疾患(心身症):消化器の機能性疾患、筋筋膜の機能性疾患、等で心身症傾向が高いもの
  • 器質性疾患(心身症):がん、免疫疾患、生活習慣病、等で心身症傾向が高いもの
  • 慢性疼痛(心身症):慢性に痛みが続く慢性疼痛症候群、等で心身症傾向が高いもの

各種実績

診療実績(2022年度版)
外来新患者数 408人/年
外来延患者数 7,356人/年
入院新患者数 112人/年
入院延患者数 1,819人/年
疾患別患者数(2022年度版)
慢性疼痛 132件
消化器疾患 71件
その他内科疾患 77件
その他精神科疾患 56件
その他外科疾患 40件
不安障害 16件
気分障害 11件
摂食障害 11件
その他身体症状 1件
緩和ケアチームの実績
2020年度 906名
(入院372名、外来534名)
2021年度 935名
(入院370名、外来565名)
2022年度 907名
(入院409名、外来498名)

緩和ケアチームの介入内容
「疼痛、しびれ」「不安」「意思決定、ACP」「せん妄」「嘔気、嘔吐」「不眠」「倦怠感」「リンパ浮腫」「家族ケア」「医療者のサポート」など

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