閉じる

附属病院での出産

当院の特徴

・総合周産期母子医療センターのMFICU(母体胎児集中治療室)およびNICU(新生児集中治療室)では産科、小児科、小児外科、小児脳神経外科、麻酔科などとの緊密な連携により、母児の安全を第一とした集学的周産期管理を行っています。リスクのない妊産婦さんも積極的に受け入れています。
・認定専門助産師・看護師を中心に質の高い看護を提供できるよう努め、安心して分娩に臨むことができる体制を整えています。
・麻酔科の協力のもと、24時間体制の無痛分娩体制を整えています。

新型コロナウイルス感染症に対する当院産科の方針

新型コロナウイルス感染症への合同ガイドライン(日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会)に準拠し、病棟や外来での感染リスクを減少させるために当院産科病棟および外来では以下の対策を行っています。(今後、変更する可能性があります。)

・病棟内の面会制限
・一部の集団指導の休止

当院かかりつけ妊婦さんが新型コロナ感染症にり患した場合の対応についてはこちらをご確認ください。

2024年1月5日
産科科長・産科教授 森川 守
産科病棟医長 神谷 亮雄
病棟管理師長 川畑 仁美

外来・教室について

定期妊婦健診

当院への里帰り分娩をご希望の方へ

・原則、32週台までに受診してください。
・当院へ受診する際は、必ず現在通院中の病院からの紹介状を持参し、受付に提出してください。

助産師による外来

当院かかりつけの妊産褥婦さんを対象として助産師による各種外来を実施しています。

出生前検査、胎児外来

出生前検査、胎児精密超音波検査を実施しています。詳細は以下のリンク先を参照してください。
他院かかりつけの妊婦さんも受検可能ですが、紹介状が必要です。

周産期メンタルヘルス外来

当院かかりつけの妊産褥婦さんを対象とした外来です。女性診療科の外来ブース内で毎週水曜日実施しています。

入院について

入院中に必要なもの

妊娠中はいつ何が起こるか分かりません。妊娠30週頃には入院セットをまとめて、いつでも病院に持っていけるようにしておきましょう。

母子同室

当院では母乳栄養の推進と、親子の触れあう時間を多くもっていただくために、母子同室を基本としています。母子ともに元気な場合は、出産の翌日から開始します。

※黄疸などで治療が必要となった場合、母子同室を一時的に中止する場合があります。

母子同室は原則以下の病室で行います。ベッド代がかかりますことをご了承ください。

部屋代 準個室ユニット(4人部屋) 税込3,800円(日)
個室(部屋内での家族面会は可) 税込18,150円(日)

面会について

面会時間 11時~20時
対象 入院中の妊産褥婦さんの夫、ご夫婦の両親、実子(15歳以上)
※都合により妊産褥婦さんの兄弟や親戚の方に身の回りのお世話(洗濯など)を依頼する場合は入院時、病棟スタッフにお声がけください。

注意事項

※面会前に受付が必要です。詳しくはこちら
※4人部屋に入院中の妊産褥婦さんへの面会はデイルームで行ってください。
※面会者の体調が優れない時や周囲に流行性の疾患が蔓延している時は面会をお控えください。

各種指導

入院中に育児に必要な知識を学べるよう、助産師・看護師・栄養士による各種指導を行っています。

食事

詳しくはこちら

分娩について

分娩立ち会い

夫が出産に立ち会うことで、産婦の不安や緊張を和らげ、リラックスして出産に臨むことができます。

対象

・経腟分娩(妊娠22週以降)する産婦の夫(またはパートナー)1名のみ

注意事項

・分娩中のビデオ・カメラの撮影は禁止です。ただし、分娩後2時間は撮影可能です。
・分娩の状態によっては入室できない場合がございます。ご了承ください。
・陣痛室での付添いは原則夫(またはパートナー)の1名のみです。
・立ち会いを希望される方は入院時、スタッフにお伝えください。

立ち会いを希望される方は以下の「分娩立ち会いに関する要件」にご同意いただきます。
問診票を印刷し、必ず当日に記入して持参してください。

「分娩立ち会いに関する要件」および「分娩立ち合い者の当日問診表」

病棟に入院している妊産褥婦さんと赤ちゃんへの感染を防ぎつつ安全に分娩立ち会いを再開するためにも、「分娩立ち会いに関する要件」を遵守していただきますようよろしくお願いいたします。また、今後の感染の状況によっては、予告なく分娩立ち会いの条件を変更したり、分娩立ち会い自体を中止することがあります。ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

2024年1月5日 産科病棟医長 神谷 亮雄

無痛分娩

痛みの少ないお産を希望される方は無痛分娩を選ぶことができます。無痛分娩を希望される方は、妊娠34週6日までに産婦人科医師にお伝えください。(期日を超えた場合は、計画無痛分娩を選択できない場合があります。)
当院での無痛分娩は原則産科専門の麻酔科医師が担当いたします。場合により麻酔科医師の診察が事前に必要です。詳しくは以下のページをご覧ください。

出産にかかる費用について

正常分娩でおよそ54万円程度ですが、治療内容により異なることがあります。
出産育児一時金直接支払制度の利用により、一般的に自己負担額は10万円前後ですが、部屋代により異なります。(「母子同室」の項を参照してください。)

施設紹介

分娩室

陣痛室3床と分娩室が3室あります。医師・助産師ともに正常分娩からハイリスク分娩まで、産婦さんが安心して分娩に臨めるように万全の状態を整えています。
また、緊急時は麻酔科、手術室と緊密に提携し、迅速に対応することができます。手術室直通エレベーターがあり、決定から20分以内の児娩出が可能です。

病室

入院時の病室についてご希望をお聞きしますが、必ずしも部屋が空いていない場合があります。ご了承ください。