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診療支援部門腹部ヘルニア・機能外科センター

概要

患者のみなさんへ

当センターは、上部消化管外科(※詳細はページ上部「よく見られているページ」リンク)が中心となり、2025年5月から運営する、おなかの「ふくらみ」と「機能・代謝障害」に特化した診療部門です。 鼠径ヘルニア(脱腸)、腹壁瘢痕ヘルニアなどのヘルニア疾患から、高度肥満症、逆流性食道炎(GERD・食道裂孔ヘルニア)、正中弓状靭帯圧迫症候群(MALS)など、QOL(生活の質)に関わる良性疾患(※詳細はページ下部「トピックス」リンク)を専門的に治療しています。専門施設が少ないこれらの疾患に対し、安全な低侵襲治療と当院ならではのメンタルサポートで心身両面からケアを実践しています。ヘルニア領域での技術認定医育成や全国規模のヘルニア研究会開催の経験を基盤に、北河内(守口・門真・寝屋川)や大阪市内(旭区・城東区等)、京都府八幡市など京阪沿線・近畿各地から紹介を受け入れ、医療ツーリズムにも対応。 土曜の附属病院上部消化管外科に「腹部ヘルニア外来」(枚方市)もあり、現役世代の方も通いやすい体制を整えています。

特色・強み

鼠径部ヘルニア(脱腸)初発・再発・慢性疼痛に対する腹腔鏡手術

本邦初の大学病院ヘルニアセンター設立やロボット手術の初論文、国内最多8名の技術認定医育成、医学書の執筆・監修を背景に、関西屈指のヘルニア専門診療体制を構築。「再発」や「慢性疼痛」等の難治例も対応。

腹壁(瘢痕)ヘルニアの専門的修復術

腹壁瘢痕・傍ストマ・臍ヘルニアは、多彩な腹腔鏡・開腹手術から形態に合わせた最適な術式を提案。肥満や再発、全身リスクで他院で治療困難とされた方の「最後の砦」として、近畿一円から受け入れています。

高度肥満症に対する減量代謝改善手術

前任地でのセンター立ち上げ・約90名の経験(日本初のロボット減量手術10名)、肥満外科認定施設の主導した実績を活かし、当院での治療を本格稼働。BMI 32.5kg/m²以上の方は、一度ご相談ください

主な対象疾患

  • 鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア、閉鎖孔ヘルニア、脱腸
  • 腹壁瘢痕ヘルニア、臍ヘルニア、傍ストマヘルニア、腹壁ヘルニア
  • 高度肥満症(糖尿病、高血圧症、脂質異常症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群または非アルコール性脂肪肝炎を含めた非アルコール性脂肪性肝疾患を合併)
  • 正中弓状靭帯圧迫症候群(MALS)
  • 逆流性食道炎(GERD)、食道裂孔ヘルニア、食道アカラシア、食道憩室

トピックス

学会認定施設

日本外科学会外科専門医制度修練施設(指定施設)
日本消化器外科学会専門医制度指定修練施設(認定施設)
日本胃癌学会認定施設(認定施設B)
日本食道学会食道外科専門医認定施設

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