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診療支援部門透析センター

外来診察 南館7F ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

透析センターでは血液透析、腹膜透析の腎不全治療に加えて、神経疾患、肝疾患、循環器疾患や各種薬物中毒に対する血液濾過、血漿交換や血液吸着法等の幅広い血液浄化療法を実施しています。
わが国は1960年代に人工透析療法が導入され、1967年に血液透析が健康保険の適用となりました。現在約35万人の方が透析治療を受けておられます。実に国民約350人に1人の割合となり、決して特別な治療ではなくなりました。
 多くの透析患者さんが長期にわたって治療を受けておられる中で、心臓や足の血管、胃腸、せきついなど骨の病気など、様々な疾患(合併症)にかかられる機会が増えてきています。このような合併症に対し、専門的な入院治療を必要とする透析患者さんのご要望に確実にお応えするために、当センターでは専門科からの依頼により随時の入院透析をお引き受けしております。
入院患者用透析ベッド 8床
外来維持血液透析ベッド 28床(内Online HDF 対応透析ベッド10床)
腹膜透析治療室(ベッド3床)、外来診察室

特色・強み

当院では今後透析が必要となる患者さんに「腎代替療法選択外来」を受けていただき、血液透析、腹膜透析、腎移植について説明しています。患者さんの状態や生活環境に合わせた治療を選んでいただけるよう取り組んでおります。

腹膜透析は、日本でまだまだ馴染みのない方法ですが、欧米やアジアの国々ではごく一般的な透析方法です。腹膜透析の良い点は血液透析に比べて、通院する頻度が2~4週に1回で良いため、通院の負担が少なく自宅で過ごせる時間が増え、現在の仕事や育児を継続する点で有利です。加えて心臓にかかる負担が少ないなど身体に優しい利点もあります。

腹膜透析は高齢者の方でも可能です。これから透析を開始される予定の方や既に血液透析をされている方でも腹膜透析に興味や関心のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。当透析センターでは、腹膜透析と血液透析の両方に知識や経験の豊かなスタッフが万全の体制でお待ちしています。

主な対象疾患

  • 血液透析
  • 腹膜透析
  • 腎移植

学会認定施設

日本透析医学会教育関連施設
日本腎臓学会認定教育施設