診療支援部門リハビリテーションセンター
外来診察 南館3F ※初診や再診の受付完了後にお越しください
概要
患者のみなさんへ
日本はかつて経験したことのない高齢社会を迎えています。そのような状況でリハビリテーション医学が社会に貢献できることは、患者さんの機能低下を最小限にとどめて出来る限り早期に機能回復を図ることです。また、リハビリテーションは医師・看護師・療法士・MSWなど多職種との関わりのなかで行われています。出来る限り、多職種や他チームとの連携を図るようにしています。地域との十分な連携も必要であり、病病あるいは病診連携を図るように心がけています。
リハビリテーション科医師 4名(専門医3名、指導医1名)理学療法士 18名、作業療法士 3名、言語聴覚士 3名、認定呼吸療法士 8名、がんリハ研修終了者(理学療法士6名、作業療法士3名、言語聴覚士2名)
特色・強み
様々な訓練・評価機器を導入しています。
左 プレステップ:足でフットプレートを交互に踏みながら、腕でアームの押し引き運動を連動して行うことができるエクササイスマシンです。片足だけ、片腕だけなど必要な部分に特化した運動や心拍数を計測しながら負荷を細かくコントロールしながらの運動が可能です。
右 レッグプレス: HURマシンは、先端テクノロジーを駆使した空圧式筋力トレーニングです。脚の筋肉のトレーニングマシンですが、空気圧(空気抵抗)を用いているため、関節の負担を最小限に抑えて筋力強化できる設計になっています。障害のある方や、高齢の方にも安全で効果的にトレーニングが行えます。
左 デジタルミラー:大画面リハビリコンテンツを投影可能な新鋭のリハビリ機器です。ゲーム性の高い運動プログラムで楽しみながら続けやすいだけでなく、体の歪みや姿勢の偏りや姿勢の偏り、左右の重心などもチェックできるので、高い効果性が期待できます。
右 CoCoroe:上肢リハビリ訓練機器で、脳血管疾患、整形疾患などによる上肢(肩、肘)運動機能障害を持つ患者でも多数回かつ長時間行うことが可能です。運動能力に合わせて、腕を補助することで、筋力の弱い患者でも容易に反復訓練ができます。また、運動と同期して動作時の筋肉に電気・振動刺激を与えることで、意図する自動運動をさらに容易にします。
左 In Body:全身の筋肉量や体脂肪量など、身体を構成する成分を精密に測定できる計測機器です。8個の電極を身体に取り付け、皮膚の状態による接触抵抗に関係なく測定が可能で、リハビリテーションの効果を正確に評価することができます。
右 G-TES:ベルト電極を腰や太もも、足首に巻き付けて微弱電流を流して、下半身全体に電気刺激を与えることができるリハビリ機器です。この機器では、ベッドに寝ていながら下半身全体の筋力を増強することが可能です。
主な対象疾患
- 脳血管疾患(他科に入院中の患者さんに対してリハビリテーションを行なっています。)
- 脊椎・脊髄疾患(脊髄損傷、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症等)(他科に入院中の患者さんに対してリハビリテーションを行なっています。)
- 骨・関節疾患(骨折、変形性関節症、関節リウマチ等)(他科に入院中の患者さんに対してリハビリテーションを行なっています。)
- 切断(他科に入院中の患者さんに対してリハビリテーションを行なっています。)
- その他(手術後)(早期離床を図るため)(他科に入院中の患者さんに対してリハビリテーションを行なっています。)
- その他(内科疾患・小児疾患、廃用症候群等)(他科に入院中の患者さんに対してリハビリテーションを行なっています。)
学会認定施設
脳血管疾患等I 運動器疾患I 呼吸器疾患I がんリハ施設
日本リハビリテーション医学会研修施設
日本脳卒中学会認定研修教育病院