診療支援部門甲状腺外科センター
概要
患者のみなさんへ
関西医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科は文字通り、耳・鼻・咽喉(のど)領域の疾患を治療するとともに、頭頸部(顔面神経や口腔、耳下腺・甲状腺・副甲状腺を含めた頸部)の内科的治療、外科(手術)的治療を専門としています。
特色・強み
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「PET-CT」(2014年導入)により、甲状腺癌の進展・転移・再発の診断精度がより高まりました。
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これまで制限のあった「外来通院での放射性ヨード(I-131)内用(内服)療法」を、厚生労働省の認可(2011年)に合わせ当科で開始いたしました。甲状腺癌の高危険度群(進展例)では、甲状腺全摘術やリンパ節郭清術を含めた腫瘍切除ののちこの治療を行います。(甲状腺機能亢進症のバセドウ病に対する放射性ヨード内用療法は以前から行っています)。
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これまで甲状腺癌に有効性のある抗癌剤(化学療法)はありませんでしたが、最近になって新薬「分子標的薬」が開発され、保険で認可され、使用できるようになりました。