閉じる

診療支援部門フットケアチーム

概要

患者のみなさんへ

2013年より医師、看護師、検査技師、健康運動指導士、病院事務員など多職種で患者さんの足を守ろう、と関西医科大学総合医療センターフットケアチームが活動しています。この組織は血管外科の元に置かれており密に連携しながら日々の診療を行っています。
チーム活動としては、院内足病早期発見システム「滝井フットスキャン」や各種講演会、足病に対する学習会の開催、一般市民への血管病啓発活動として、無料血管年齢検査、市民公開講座が行われる「TAKE! ABI in KANSAI」イベントへの協力を行っています。そして、2015年6月からは地域医療機関の看護師や検査技師との連携により足病を早期発見するシステム「北河内連携フットスキャン」も開設しました。今後も病院内の活動にとどまらず、地域の方々の足を守るチームとして活動を続けていく所存です。病院挙げての足病に対する我々の取り組みにどうぞご期待ください!

特色・強み

足診療に熱い仲間が集結し、チームを作りました。足病の早期発見・治療・ケアができるように努めています。入院時に足病が見つかった場合はチームへの報告があり、血管外科医師の指示のもと治療やケアの提供を行っています。足の血流測定やエコーは技師が行いますが、そこで足病を発見すれば遅滞なく関係診療科に連絡を行い指示を受けます。

滝井フットスキャン

看護師が入院患者全員の足をチェックし、足病がないかどうかをスクリーニングするシステムです。もし足病変があればすぐにフットケアチームに連絡を入れ、血管外科医と吟味し、治療方針を即座に決定します。また同時に看護師によるフットケアもチームのゲートキーパー看護師と共に開始し、観察を続けます。

北河内連携フットスキャン

地域の医療機関の看護師さんと連携をはじめました。患者さんの一番身近にいる医療者(看護師や検査技師)同士のつながりを作り、足病に関する相談ができる窓口として、また早期に足病を発見し重症化を防ぐ支援を目指しこの取り組みを始めました。今後、在宅医療が中心となる時代に合わせた画期的な活動を展開していきます。

主な対象疾患

  • 閉塞性動脈硬化症 包括的高度慢性下肢虚血
  • 糖尿病性足病変
  • 下肢静脈鬱滞性病変
  • 深部静脈血栓症
  • 鶏眼、胼胝(たこ、魚の目)
  • 巻き爪
  • 難治性足潰瘍
  • 下肢静脈瘤
  • 急性下肢動脈閉塞症

お知らせ

1.滝井フットスキャン パンフレット

2.北河内連携フットスキャン
 a.北河内連携フットスキャン参加施設募集
 b.実施要項
 c.申込書
 d.フットケアアセスメントシート 手引書
 e.フットケアアセスメントシート

3.北河内連携フットスキャン研究会案内(準備中)

4.おしらせ~イベント・学会情報(準備中)