診療支援部門放射線部
概要
患者のみなさんへ
放射線部は、各種の単純X線写真や透視検査、CT、MRI・血管造影により病気の診断を行う「画像診断部門」、超高圧X線などを用いて悪性腫瘍の治療を行う「放射線治療部門」、放射性同位元素を体内に投与して病気の機能診断や治療を行う「核医学部門」、X線透視下や超音波ガイド下にガイドワイヤーやカテーテルを用いて低侵襲的治療を行う「インターベンショナルラジオロジー(IVR)部門」の4部門及びPETセンターで診療を行っており、診療放射線技師は28名在籍しています。
特色・強み
所属する放射線技師は40歳未満が7割を占め、チームワークの良い活力あるチームです。「医療人たる者、誠実であれ」をスローガンに「フィードバックする文化」、「教えあう文化」、「感謝しあう文化」の醸成を目指し、患者さんへのサービスの向上に努めています。
放射線治療部門
リニアック装置により高精度の放射線治療を行っています。また、密封小線源治療として、子宮頸がんのほか、任意の部位に対する高線量率密封小線源による一時挿入治療、前立腺がんに対する低線量率密封小線源永久挿入治療を行っています。
画像診断部門
単純X線写真(FPD)、マンモグラフィー、マルチスライスCT5台、MRI2台、消化管透視(DR)などの検査・診断を行っています。3次元・4次元画像、MRI拡散強調画像なども積極的に活用して画像診断検査の発展を目指しています。
核医学部門・PETセンター
SPECT-CT、PET-CT検査、放射性同位元素を用いた内用療法を行っています。天満橋総合クリニックと連携しPET-CT検診等も行っています。
IVR部門
血管造影措置と64列CTを組み合わせたハイブリッド型装置を使用し、2D画像に加え3D画像や4D解析により検査・治療を行っています。また、安全性の向上、検査時間の短縮、被ばくの低減に努めています。
主な対象疾患
- 各種がん
- 脳血管障害
- 外傷
- 気胸
- 急性腹症などの救急疾患
- 早期~進行癌などの腫瘍性疾患
- 肺炎などの感染症
- 生活習慣病
- 血管炎
- 膠原病
- 認知症
- バセドウ病
- リンパ節転移
- CVポート
学会認定施設
日本放射線腫瘍学会認定施設
日本医学放射線学会画像診断管理認証施設
日本医学放射線学会・日本核医学会・日本IVR学会 専門医研修施設