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診療科循環器腎内分泌代謝内科

外来診察 本館2F ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

循環器腎内分泌代謝内科は、循環器内科・腎臓内科・内分泌代謝内科の三つの専門内科で構成されています。糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病から、動脈硬化の進展、狭心症・心筋梗塞の発症、腎機能の低下、心不全の出現等は深く繋がっております。この様に各専門内科領域は、それぞれ関連しあっている事が多く、各部門間で協力し合って患者さんの治療を進めております。3部門で1人の患者さんを管理治療させて頂くことも稀ではありません。
循環器内科は心筋梗塞、心不全、不整脈、弁膜症など幅広い循環器疾患に対し24時間体制で対応しております。冠動脈疾患に対するカテーテル治療、不整脈に対するカテーテルアブレーション、ペースメーカー植え込みはもちろんのこと、必要あれば心臓外科と協議しハートチームとして最適な治療方針を導くことにより、より良い医療を患者さんに提供しています。予防については慢性腎臓病、糖尿病などの併存が多くみられますが、腎臓内科、内分泌内科が同一科にあることより、より専門的な医療が患者さんに提供することが可能であります。

特色・強み

循環器部門

循環器内科は、心筋梗塞、狭心症、肺塞栓症、心不全、不整脈等の急性期疾患を循環器専門医が24時間集中治療体制で治療致します。
心臓カテーテル検査や経皮的冠動脈形成術等の治療は予定、緊急を問わず常時可能です。不整脈に対するカテーテルアブレーションやペースメーカ植込み術にも常に対応しております。

腎臓部門

検尿異常で腎炎を疑う場合、腎生検で診断と治療を行っています。
慢性腎臓病の患者さんにおいては多職種とも連携しきめ細やかな医療を提供できるよう努力しております。腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)が必要な患者さんには別に外来を設けて説明を行っています。当院は日本腎臓学会・日本透析医学会の認定施設です。

内分泌代謝部門

今や国民病である糖尿病や甲状腺疾患などの内分泌代謝疾患に対して専門外来で診療しています。糖尿病学会、甲状腺学会の認定施設です。
糖尿病教育入院では、食事療法、合併症チェックや健康科学センターで個人に適した運動療法をマネージメントしています。甲状腺疾患についてはバセドウ病や橋本病を中心に、診療しています。

主な対象疾患

【循環器部門】
突然の胸や背中の痛み/胸が押さえつけられるような違和感(特に動いている時)/息切れ・息が苦しい/動悸(脈がとぶ、脈が速い・遅い)/めまい・ふらつき/足が浮腫む/歩くと足が怠い・痛い/健診で心電図異常・動脈硬化を指摘されたなど

【腎臓部門】
健康診断などで血尿やたんぱく尿を指摘された。
感冒後に尿が茶褐色になる。尿の泡立ちが時間がたっても消えない。むくみが常にあり体重もむくみの悪化と共に増えてくる。

【代謝・内分泌部門】
糖尿病:のどが渇く/尿量増加/疲れやすい/体重減少など
バセドウ病:動悸/息切れ/多汗/手の震えなど
橋本病:だるさ/むくみ/体重増加/脱毛など

各種実績

診療実績(2022年度版)
平均入院患者数 38.1人
平均在院日数 14.6日
平均外来患者数 126.1人
手術実績(2022年度版)
PCI(経皮的冠動脈形成術) 222件
PTA(経皮的血管形成術) 85件
経皮的心筋焼灼術(不整脈治療) 161件
恒久的ペースメーカー埋め込み術 49件
検査実績(2022年度版)
心電図検査 12,662件
CAG(心臓カテーテル検査) 342件
心エコー図検査 5,482件
心筋シンチグラフィー検査(心臓核医学検査) 259件
トレッドミル検査(運動負荷心電図検査) 22件
ホルター心電図検査(24時間心電図検査) 971件
腎生検 11件
甲状腺エコー検査 266件
足関節上腕血圧比 足趾上腕血圧比(下肢閉塞性動脈硬化症検査) 2,844件
簡易式睡眠ポリグラフ検査(睡眠時無呼吸症候群検査) 17件
睡眠ポリグラフ検査(睡眠時無呼吸症候群検査) 11件
心肺運動負荷試験(CPX) 191件
冠動脈CT 256件
その他先進医療等(2022年度版)
心臓リハビリ 2,659件
糖尿病教室参加人数 47名
糖尿病栄養指導 527件
糖尿病腎症予防外来(DM健康管理外来) 816件
糖尿病看護ケア外来 480件
慢性腎臓病看護外来 132件
透析療法選択外来 90件

学会認定施設

日本糖尿病学会
日本甲状腺学会

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