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診療科呼吸器膠原病内科

外来診察 本館2F ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

呼吸器内科は、長く続く慢性の咳や、胸部レントゲン写真の異常が発見されたことをきっかけに受診された方を対象にする診療部門で、喘息や肺炎、肺気腫から肺がんに至るまで多くの疾患が含まれています.また膠原病は、四肢の関節・肺・腎臓など全身の臓器に病変をおよぼす慢性進行性の炎症性疾患で多彩な症状を呈し再発を繰り返し予後不良となることもあります。
当科では各領域の専門医・指導医が豊富な臨床経験を生かして早期発見・早期治療を目指して的確な診断と最適かつ最新の治療を行っています。 呼吸器膠原病内科は様々な症状をもつ方々に対して呼吸器内科部門と膠原病内科部門に対応した診療を行っています。近年の生活様式の変化に伴うアレルギー疾患の増加は気管支喘息の増加と直結し、喫煙と関連の深い肺がんや肺気腫も増加の一途をたどっています。自己免疫の異常によるとされている膠原病とともにこれらの疾患は我々の快適な生活を脅かします。
当科で担当する疾患は多数の臓器に及ぶことも多いため、当科内の各診療部門はもとより院内他科との密接な連携のもとに最新かつ最良の医療を行っておりますので安心して足を運んでいただけますようお願いします。

特色・強み

呼吸器内科部門

当科には日本呼吸器学会専門医2名と日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医が3名常勤し最新の超音波内視鏡検査機器、PET-CT、放射線治療装置に加え最新の免疫チェックポイント阻害薬による治療やセカンドオピニオンも行っています。
各種学会からの施設認定も受けており最新で最も効果の期待できる治療を安全に配慮し丁寧に行っています。

膠原病内科部門

関節リウマチや全身性エリテマトーデスなど膠原病全般の診療を担当しています。
抗リウマチ薬やステロイド薬、免疫抑制薬を中心とした免疫抑制療法を行いつつ、多臓器に問題がある場合各専門医との連携も密に行っています。また関節リウマチや一部の膠原病に対しては近年その進展がめざましい生物学的製剤による最新の治療も提供しています。

主な対象疾患

  • 呼吸器系悪性腫瘍(肺癌、悪性胸膜中皮腫、胸腺癌など)
  • 慢性咳嗽(咳喘息・アトピー咳嗽・副鼻腔気管支症候群など)
  • アレルギー性呼吸器疾患(気管支喘息・好酸球性肺炎など)
  • 閉塞性肺疾患 (喘息、COPDなど)
  • 間質性肺炎(特発性、薬剤性など)
  • 呼吸器感染症
  • 気道疾患(気管支拡張症、閉塞性細気管支炎など)
  • びまん性希少肺疾患(サルコイドーシス、など)
  • 関節リウマチ
  • 全身性エリテマトーデス
  • 炎症性筋疾患
  • 血管炎症候群
  • 膠原病類縁疾患
  • その他

各種実績

診療実績(2022年度)
1日平均入院患者数 20.9人
平均在院日数 22.9日
1日平均外来患者数 67.2人
疾患別患者数(2022年版)
疾患別外来患者数
1位:肺がん
2位:関節リウマチ
3位:喘息
4位:結合組織の自己免疫疾患
5位:間質性肺疾患

学会認定施設

日本呼吸器学会
日本呼吸器内視鏡学会
日本アレルギー学会
日本臨床腫瘍学会
日本リウマチ学会

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