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診療科形成外科

外来診察 本館1F ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

形成外科では頭のてっぺんから足のつま先まで皮膚のあるところの変形、けが、できものなどすべてを診ます。体表に関する種々の変形、キズやキズ跡、できもの、アザや血管腫、皮膚潰瘍、褥瘡等を、主に手術やレーザー等の外科的手技で治療を行っています。
一般外来では皮膚腫瘍、眼瞼下垂、褥瘡、皮膚潰瘍の疾患のみではなく、義眼床再建、顔面神経麻痺も治療を行っています。
当院は救命センターを併設しており、顔面外傷(顔面骨骨折も含む)、重傷熱傷等の症例も多く診ています。外傷を専門に扱う外傷センターにも、スタッフを配置し、切断肢等の重症四肢外傷を365日受け入れております。また乳癌センター開設後、乳がん切除後の再建も積極的に行っております。近年は増加しつつある、下肢虚血の治療も血管外科と合同で取り組んでおり、チーム医療として合同手術や、その後のサポートも行っております。

特色・強み

乳房再建

乳房再建の術式は、乳房インプラントと自家組織(自分の皮膚や脂肪や筋肉を用いる)の2つに分けられます(いずれも保険適応)、当院では患者さんの背景や希望に応じた乳房再建を目指しています。形成外科医と乳腺外科医が密にコミュニケーションを取り再建を行っており、専門の「乳房再建外来」を実施しています。術後の下着外来の案内なども行っております。

皮膚、軟部悪性腫瘍

人口の高齢化に伴い、近年皮膚悪性腫瘍が増加しています。これらは皮膚のあるすべての部位で発生するため、整容的に負担を強いる単なる切除のみではなく、できる限り切除前の状態に復元する必要性があります。当科では皮弁等の手術技術や、皮膚科など他の診療科と連携しチーム医療で患者さんをサポートします。

顔面外傷(顔面骨骨折)、重症四肢外傷 重症熱傷

当院は救命センター、外傷センターを併設しており、骨の粉砕や、多発骨折(両方、他の骨折の合併)を伴ったりと、重傷度が高い傾向が見られます。救命センターや歯科口腔外科と合同で手術を行い再建を行っております。

主な対象疾患

  • やけど
  • 顔の骨折
  • 眼瞼の下垂、たるみ
  • 皮膚、皮下のできもの
  • キズ跡のヒキツレ、ケロイド
  • 顔面もふくめたけが
  • 顔面、体、手足の変形、奇形
  • 癌切除後の再建
  • 皮膚潰瘍、褥瘡
  • 足の虚血

各種実績

診療実績(2023年度)
1日平均入院患者数 9.8人
平均在院日数 16.9日
1日平均外来患者数 20.0人
手術実績(2022年度)
外傷 75件
先天異常 14件
レーザー治療 109件
腫瘍 12件
褥瘡、難治性潰瘍 52件
眼瞼下垂 52件
瘢痕拘縮、ケロイド 21件
その他先進医療等(2022年度)
乳房再建術 5件
ケロイド電子線照射 18件

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