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特殊外来乳房再建外来

概要

現在の乳がん治療では「オンコプラスティック」が重要と言われております。腫瘍学という意味のオンコロジーと、整容性という意味のプラスティックが合わさった言葉です。これを実現するためにはオンコロジーを担当する乳腺外科と、プラスティックを担当する形成外科が連携を密に取り合うことが必要です。それを可能にするために乳房再建外来を開設しました。乳腺外科と形成外科の外来を隣り合わせで行うことで、再建を考慮した治療方針の決定や、来院日を最小限にすることが可能です。

特色・方針

現在、本邦で行われている主要な乳房再建術式をほとんど当院で行っております。当院は日本オンコプラスティックサージャリー学会が認める乳房用インプラント、エキスパンダーの認定施設であり、関西でも有数の手術件数を行っております。また、自分の脂肪や、皮膚などを用いた自家組織再建では、患者さんの体の負担の少ない、極力筋肉を用いない手術を提案しております。特に腹部の脂肪を用いた乳房再建は年間30例を超え関西でもトップクラスの手術数となっております。乳腺外科と連携が密なため、乳がん手術と再建手術を同時に行う即時再建が多いことが特徴です。乳腺外科と形成外科が同じ日に手術枠を持っているため、効率良く手術を組むことが可能なため、手術を待つだけの期間を極力減らすことが可能です。

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