特殊外来角膜外来
概要
前眼部疾患全般の診察をおこなっています。角膜感染症、ドライアイ、周辺部角膜潰瘍、再発翼状片、円錐角膜、前眼部腫瘍などを扱っています。全層角膜移植も行っています。
特色・方針
特に角膜感染症に対する経験が豊富です。角膜感染症は診断が遅れると失明します。数日で明暗が決まってしまうこともあり、早期の診断、治療を行うことは非常に重要で、その後の視機能に大きな影響を及ぼします。コンタクトレンズ関連の細菌感染症やアカントアメーバ角膜炎、いつの時代にも多い難治性角膜ヘルペスなどの治療は特に多くの経験があり、患者さまにとって最善の視力が残るように治療しています。ドライアイも近年急増しており、適切な診断のもとに適切な治療(点眼、涙点プラグ挿入術、涙点閉鎖術)を行うことにより、眼表面が安定し、視機能の向上とともに生活の質が大きく変わります。