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特殊外来転ばぬ先の杖外来(パーキンソン病早期発見外来)

概要

パーキンソン病はその症状が老化と捉えられがちです。しかし、老化とは異なり、早期に診断され、治療をうけることによって生活能力が劇的に変わることも稀ではありません。本外来では、当科で作成したチェックシートに答えていただき、パーキンソン病の可能性を示唆する症状が2項目以上ある方に受診をいただきます。パーキンソン病をできるだけ早く診断することを目的としています。

特色・方針

街の中で、あるいは院内で「パーキンソン病かな」と思う方を多く見かけます。また、運動症状が発症して数年経過して症状が進んでから脳神経内科を受診し、診断をさせていただいた多くの経験があります。動作緩慢や歩行障害などのパーキンソン病の症状が「老化のため」と解釈されやすいからです。

「転ばぬ先の杖外来」はパーキンソン病の患者さんたちに診断の機会を提供し、治療によって活動的な生活を送ってほしいと願って設置したユニークな外来です。当科で作成したチェックシート(こちらをクリック)にお答えいただき、2つ以上の項目に「はい」があった患者さんに受診いただければと思います。

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