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診療科乳腺外科

外来診察 本館2F ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

当乳腺外科は、早期乳がんの乳房温存術や、形成外科との強力な連携体制のもと、乳房再建術などの根治性と整容性を追及した手術をおこなっています。また、切除不能局所進行乳がんに対しても、全身療法を行った後に、形成外科・病理診断科との強力な連携により根治切除を目指しています。
一般的には根治が困難とされている、転移・再発乳がんであっても、患者さんが希望されれば、薬物療法による転移巣の完全寛解を目指しています。また薬剤のみで完全寛解に到達しなくても、消化器肝臓内科との強力な連携により、肝転移のマイクロ波焼灼術をおこなったり、肝胆膵外科や呼吸器外科との強力な連携体制のもと、最良のタイミングで転移巣の根治切除を目指しています。また、切除が不可能な遠隔リンパ節や骨転移に対しては、全身薬物療法の後、放射線科との強力な連携により、最良のタイミングで放射線照射を併用し、根治を目指しています。

特色・強み

早期乳がんで小さな病変には乳房温存手術を、広範囲病変は形成外科との強力な連携体制の元、人工乳房あるいは自家移植による乳房再建術を行っています。切除不能乳がんには、全身治療を行った後、根治切除術を行い、形成外科による自家移植術を行っています。

進行乳がん(切除不能・転移・再発乳がん)は、これまでほとんどが治らないとされてきました。しかし、当院では患者さんが希望されれば、進行乳がんであっても、保険診療の範囲内で、積極的に根治(長期無病状態)を目指した治療を行っています。

不安があれば一人で悩まずに、セカンドオピニオン外来でご相談ください。

主な対象疾患

  • 切除不能乳がん
  • 転移乳がん
  • 再発乳がん
  • 早期乳がん

各種実績

診療実績(2023年度)
1日平均入院患者数 3.9人
平均在院日数 6.4日
1日平均外来患者数 24.8人
疾患別患者数(2022年度)
乳がん手術件数 90人
新規転移・再発乳がん患者数 60人
化学療法延患者数 1,342人

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