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診療科小児科

外来診察 本館1F ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

関西医科大学総合医療センター小児科では、子どもたちの一般の感染症や発達の相談から、近畿一円の子どもたちの心身症や発達障害などの専門的医療を行っています。地域のさまざまな子どもたちに対して、身体面だけではなく、心身面からみた全人的な医療を実践し、教育や行政と連携しながら、じっくり関わっていきたいと考えています。今年度は、精神科との協力による「こころと育ちの支援センター」が設置されました。あらたにペアレント・トレーニングや療育相談を開始し、子どもたちを支援したいと考えています。

特色・強み

入院での特色

当院では心身症(起立性調節障害、摂食障害、不登校)の入院治療を受け入れています。病棟には院内学級が併設され、長期間入院の子どもにも学習の時間を保証しています。小児科は閉鎖病棟ではなく、自傷他害行為のある児童精神科疾患の入院はできません。

外来面での特色

外来は初診時15歳未満の患者に対応しており、予約が原則となります。
主要な対象疾患は以下の通り、起立性調節障害、過敏性腸症候群、摂食障害、注意欠陥多動性障害、自閉症スペクトラム症候群等です。

特殊な検査

起立性調節障害に関しては、1泊もしくは2泊の入院で起立試験を実施しています。外来での起立試験はヘッドアップチルト試験を実施しています。
発達・心理テストは、自費診療・予約制で実施しています。
血液検査、X線検査、脳波、MRI、CTなどは適宜、保険診療で実施します。

主な対象疾患

  • 起立性調節障害
  • 過敏性腸症候群
  • 摂食障害
  • 自閉症スペクトラム障害
  • 注意欠如・多動性障害
  • 不登校

各種実績

診療実績(2023年度)
1日平均入院患者数 8.4人
平均在院日数 19.8日
1日平均外来患者数 28人
主要疾患(2023年度)
起立性調節障害 155件
自閉症スペクトラム障害 208件
注意欠陥多動障害 95件
過敏性腸症候群 46件
摂食障害 28件
検査実績(2023年度)
発達検査 年間399件
head up tilt試験 年間124例
脳波検査 年間12件
その他先進医療等(2023年度)
発達支援外来 のべ1010人

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