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診療科呼吸器腫瘍内科

外来診察 本館2F ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

関西医科大学附属病院(枚方市)では、2022年に胸部腫瘍や呼吸器疾患の診療科として、呼吸器腫瘍内科学講座が内科学第一講座より分離・独立いたしました。
当院でも2025年4月、同様に肺癌、胸膜中皮腫、胸腺上皮性腫瘍などを中心とした、すべての胸部悪性腫瘍を対象に専門的に診療する呼吸器腫瘍内科を創設いたしました。
肺癌を中心とした、胸部悪性腫瘍の治療は、治療の進歩が極めて早い領域ですが、当科では、最新のエビデンスに基づいて治療を行うことはもちろんのこと、それらの治療内容や副作用について、分かりやすい説明を行うことも心がけています。
当科は、必要に応じて関西医科大学附属病院呼吸器腫瘍内科とも連携しており、胸部悪性疾患の診療について、北河内地区の方々に喜んでいただける診療を行いますので、宜しくお願いいたします。

特色・強み

近年、高齢化社会を迎え、がん診療の必要性や重要性は年々増しています。また、我が国で2人に1人が罹患している悪性新生物の中でも、もっとも頻度の高い疾患の一つが肺癌です。
その肺癌に対する診断や治療を行っている当科の担う役割は大きいものと考えております。

胸部悪性腫瘍の診断に際しては、放射線科(画像診断部門)や病理診断科と、また、治療に際しては、手術症例では呼吸器外科、局所進行症例に対する化学放射線療法では放射線科(放射線治療部門)の各先生方と協力して診療を行っています。

肺癌の化学療法は非常に進歩が速く、毎年、新しい薬剤やエビデンスが創出されています。特に、腫瘍組織の遺伝子異常検索に基づく、分子標的薬剤や免疫チェックポイント阻害剤などの治療は注目されている治療です。
当科はそれらについて、最新のエビデンスに基づいた診療を行っています。

主な対象疾患

  • 肺癌
  • 胸膜中皮腫
  • 胸腺上皮性腫瘍