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診療科放射線科

概要

患者のみなさんへ

当科には画像診断、核医学、放射線治療、血管造影(IVR) の4つの診療分野がありますが、それぞれの領域で研鑽を重ねた専門家が診療を担当しています。我々放射線科スタッフは4分野間での連絡を密にし、新鋭・先端の診断・治療機器を用いた医療を提供しています。また、同時に各診療科からの多様な要望にも対応しています。加えて当科は日本医学放射線学会・日本核医学会・日本 IVR 学会の専門医研修施設であり、多くの若い医師が日夜診療・勉学に励んでおります。 
導入されている装置には以下のようなものがあります。

・キヤノン社製 320列CT  キヤノン社製 80列CT
・シーメンス社製 3T MRI  シーメンス社製 1.5T MRI 
・シーメンス社製 PET/CT装置
・GE社製 SPECT/CT装置
・FUJIFILM デジタルマンモグラフィーシステム
・VARIAN社製 リニアック装置
・東洋メディック X線骨密度測定装置 等々

特色・強み

放射線治療部門

体の外から治療する外部放射線治療と内部から治療する密封小線源治療とを行っています。がんを根絶させる根治的な治療から苦痛を軽減させる緩和的な治療まで、患者さんの病状に合わせて適切な治療を行うことを最優先に考えています。

画像診断部門

単純X線写真、X線CT、3D(4D)-CT、MRI、MR血管造影、MRS、SWI、DWI、ダイナミック造影CT/MRIなど先端の技術を用いて救急疾患をはじめ、悪性腫瘍、認知症、感染症、内分泌疾患等で的確な診断、重症度評価を行います。

核医学部門

F-18 FDGやTc-99m、I-123等を用いたPET/CT、SPECT/CT検査が行われ、専門医により診断が行われています。これらの核医学検査・診断に加え、I-131、Y-90、Ra-223等を用いたRI内用療法を広く手掛けています。

IVR部門

インターベンショナル・ラジオロジー(Interventional Radiology)の略で画像下治療とも呼ばれています。X線透視やX線CTなどの画像ガイド下に体内を透見しながらカテーテルや針を使用して検査や治療を日夜行っています。(救急対応あり)

主な対象疾患

  • 脳血管障害
  • 外傷
  • 気胸
  • 急性腹症などの救急疾患
  • 肺炎などの感染症
  • 生活習慣病
  • 血管炎
  • 膠原病
  • 早期~進行癌などの腫瘍性疾患
  • 認知症
  • バセドウ病
  • 各種がん
  • 膿瘍
  • リンパ節転移
  • CVポート

各種実績

診療実績(2023年度)
1日平均外来患者数 15.8人

学会認定施設

日本放射線腫瘍学会認定施設
日本医学放射線学会画像診断管理認証施設
日本医学放射線学会・日本核医学会・日本IVR学会 専門医研修施設

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