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診療科精神神経科

外来診察 北館1F ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

当科では、総合病院の精神科として、難治性を含めた精神疾患、認知症疾患などに幅広く外来及び入院で対応しています。ご受診いただいた方は各曜日の初診担当医が診察し、基本的に2回目の受診から症例に応じた主治医が担当します。近年は治療手法が大きく発展しており、新たな薬物療法やニューロモデュレーションと呼ばれる神経刺激療法、リハビリテーションなどが開発されていますが、当院では多くの治療が実践可能となっています。各疾患に対しては、それぞれのエキスパートが診療にあたりますので、安心してご受診ください。
当院は医学教育機関であるため外来診療に多くの研修医・医学生・看護学生等が同席する場合があります。加えて、当科は初診、再診ともに全例予約制を採っております。ご理解いただけましたら幸いです。

特色・強み

治療抵抗性疾患に対する治療

当科では、クロザピンや電気けいれん療法、反復性経頭蓋磁気刺激による治療抵抗性精神疾患に対する治療を積極的に実践しています。すべての治療を行うことが可能な医療機関は全国でも限られており、当科はこの分野をリードする存在です。

精神疾患・身体合併症センター

当科では救急救命科と共に、2013年に北河内の複数の精神科病院と手を結び、精神疾患の患者さんの身体合併症医療を担うハブ&スポークモデルを導入し、2017年からは「精神疾患・身体合併症センター」を設立しております。今後も身体合併症例を積極的に受け入れたいと考えています。

精神科リハビリテーション

当科では作業療法(入院・外来)とデイケア(外来)という2種類の精神科リハビリテーションを通して、患者のみなさまの状況に応じた最適なリハビリテーションを提供しています。

主な対象疾患

  • うつ病
  • 双極性障害(躁うつ病)
  • 統合失調症
  • アルツハイマー型認知症
  • レビー小体型認知症
  • てんかん
  • 物質関連障害および嗜癖性障害
  • 不安障害
  • 神経発達障害
  • 食行動および摂食障害

各種実績

診療実績(2022年度)
1日平均入院患者数 24.8人
平均在院日数 49.7日
1日平均外来患者数 103.2人
疾患別患者数(2021年度)
うつ 545人
統合失調症 449人
認知症 81人
てんかん 144人
神経症・不安障害 757人
双極性障害 138人
発達障害・自閉症 13人

学会認定施設

・日本精神神経学会
・日本臨床精神神経薬理学会
・日本総合病院精神医学会
・日本老年精神医学会
・日本認知症学会
・日本臨床生理学会

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