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中央診療施設部がんセンター

外来診察 3F/M3 ※初診や再診の受付完了後にお越しください

概要

患者のみなさんへ

当センターは化学療法部門とがんゲノム医療部門を担当しております。外来化学療法ベッド数が37床であり、2024年度の外来化学療法の実施件数は20,335件でした。

専従医師を中心に各診療科や病棟と協力し、多様化する薬物療法や緊急時にも対応しています。また、緩和ケアセンターを併設しており、早期からの緩和ケア介入が可能であり、安心・安全を常に目指した治療を提供しています。

がんゲノム医療連携病院に指定されており、がんゲノム医療にも対応しています。

現在、我が国において2人に1人が罹患するとされているがんに対する治療およびケアについては、がん対策基本法が策定された経緯からみても我が国の医療において重点課題であることが明白であります。このがん対策基本法の中で謳われております全体目標は、がんによる死亡率の低下と患者さんのみならず、ご家族の苦痛の軽減、QOL(生活の質)の向上、ひいては安心して暮らせる社会の構築となっております。その目標を達成するために、当院では化学療法と緩和ケアを早期に同じ場所で行える環境の整備、がん薬物療法専門医・がん化学療法認定看護師をはじめとするスペシャリストの育成に力を注ぎ、患者さん及びご家族も安心してがん医療を受けることのできるセンターを目指し、日夜努力して参る所存であります。

特色・強み

化学療法に加えて、当センターは緩和ケアセンターや新薬開発科とも連携しており、緩和ケアや新規薬剤の治験への橋渡しがスムーズに行えることが特色の一つです。大学病院の特性を生かし、全ての診療科があることから多様化するがん治療の副作用対策も可能となっております。

新薬を扱う治験や臨床試験も積極的に導入しており、多数の医療機関からご紹介をいただいております。特に新薬の治験に関しては2024年11月より新設された新薬開発科とも連携し、最新の治験情報を提供しています。また、当センターはエビデンスレベルの高いがん診療を基盤としてさらなる治療選択肢を提示できるように、国立がん研究センターや、国内外の臨床研究グループと連携し、多数の臨床試験に参加しております。
詳しくは下にある「実施中の治験・臨床試験」のページを参照ください。

外来化学療法の体制について

当院の外来化学療法の体制についてはこちらから

実施中の治験・臨床試験

→当院のがんゲノム医療についてはこちらから

→2022年8月、「AYA世代支援チーム」発足

がんセンター関連動画

歯科・口腔外科

動画概要
講師:兒島由佳センター教授(附属病院歯科・口腔外科)

歯科・口腔外科

主な対象疾患

  • 胃がん
  • 食道がん
  • 大腸がん
  • 膵臓がん
  • 胆道がん
  • 乳がん
  • 頭頚部がん
  • 子宮頸がん
  • 子宮体がん
  • 卵巣がん
  • 原発不明がん
  • 希少がん

各種実績

化学療法センター稼働実績【化学療法実施総件数】
年(1-12月) 件数(件)
2015年 12,981
2016年 14,472
2017年 15,658
2018年 15,428
2019年 16,319
2020年 18,077
2021年 19,392
2022年 20,426
2023年 21,025
2024年 20,335

紹介・診察について

当センターへの紹介・診察・セカンドオピニオンに関しては、地域医療連携連携部へご連絡ください。

外来がん化学療法登録レジメン一覧

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