中央診療施設部血液浄化療法部
概要
患者のみなさんへ
当センターでは血液透析をはじめとする各種血液浄化療法を提供しています。
主な対象は、慢性腎不全で新規に血液透析を開始する方、血液透析施行中で当院に入院の上で検査や手術などの治療を受けられる方となります。また、血漿交換療法、血液吸着療法、腹水濾過濃縮再静注法など特殊な治療についても豊富な経験を有しております。さらに、腹膜透析を施行中の方については、外来通院での診療をおこなっています。
腎不全が進行した患者さんに対しては、透析療法に精通した看護師より、腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)についての詳細な説明(腎代替療法選択外来)も行なっています。
特色・強み
大学病院ならではの特殊な病気の方、あるいは重症の方に対して、有効で安全な血液浄化療法を提供できるように、日常から医師、看護師、臨床工学技師が密接に連携しています。また、最先端の治療が行えるよう、情報収集にも努めています。
主な対象疾患
- 慢性腎不全
- 炎症性腸疾患
各種実績
- 診療実績(2022年度版)
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血液透析 血液透析新規導入患者数 73例 総施行回数 3,060回 うち血液透析 1,673回 オンライン血液透析濾過(Online-HDF) 926件 間歇補充型血液透析濾過(I-HDF) 461件 アフェレシス 総施行件数 132件 単純血漿交換法(PE) 27件 選択的血漿交換療法(SePE) 1件 二重膜濾過血漿交換法(DFPP) 14件 血漿吸着療法(PA) 0件 血液吸着療法(HA) 0件 顆粒球除去療法(G-CAP) 13件 LDL吸着療法 0件 胸水・腹水濾過濃縮再静注法(CART) 77件 腹膜透析 患者数 10例 (新規導入 4例)
学会認定施設
日本透析医学会