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集学的治療・診断部脳卒中センター

概要

患者のみなさんへ

北河内圏域の基幹病院として、脳卒中センターでは脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)や一過性脳虚血発作などに24時間体制で対応しています。脳神経外科・神経内科・救急医学科・リハビリテーション科が中心となり、多職種にわたるコメディカルスタッフとともにチーム医療を展開し、患者さんに最善の治療が提供できるように努めています。

脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血を総称して脳卒中と呼んでいます。脳梗塞は脳の血管が詰まって脳が壊死を起こす病気、脳出血は高血圧その他で脳の細い血管が破れて脳の中に出血を起こす病気、クモ膜下出血は主として脳の動脈にできた瘤が破れてクモ膜下腔に出血を起こす病気です。当センターでは主としてこれらの病気を発症した患者さんの治療をおこなっていますが、これらの病気の予防にも力を入れています。なぜなら、これらの大半は事前に検査をし、予防の措置を講じていれば予防しうる病気であるからです。体調に異常を感じられた方はお気軽に脳神経外科あるいは神経内科外来を受診して下さい。

特色・強み

脳梗塞に対してはtPA血栓溶解法やカテーテルによる血栓除去療法、脳出血に対しては開頭血腫除去術や内視鏡下血腫除去術、くも膜下出血に対しては開頭クリッピング術やカテーテルによるコイル塞栓術、ステント留置術など、24時間体制であらゆる治療法が対応可能です。

主な対象疾患

  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • クモ膜下出血

各種実績

業務実績(2022年度版)
合計 337例
 脳梗塞 216例
 クモ膜下出血 38例
 脳出血 83例