診療科外科
概要
患者のみなさんへ
当院は、地域に根ざした診療を行っています。日帰り手術から高難度の各種手術まで可能です。最近では、消化器悪性疾患の手術だけでなく鼠径ヘルニアや直腸脱などの高齢化に伴う疾患に対しても、低侵襲な腹腔鏡手術を積極的に用いて治療を行っています。入院期間の短縮、痛みの少ない治療など、退院後の生活の質や機能性を考慮した治療を心がけています。 当院で最も多く扱う消化器悪性疾患は、術後も長期間に渡る検査や治療が必要です。手術後のアフタケアの充実も、治療の重要な一部分であると考えています。
◇ 大学病院ならではの先端技術や医療機器による手術
◇ 常勤麻酔科専門医による安全性の高い手術
◇ 経験と知識に裏打ちされた質の高い看護体制
◇ 多職種チームによる患者さんサポート
特色・強み
外科は、胃や大腸などの消化管に発生する悪性疾患の治療を手がけていますが、胆嚢炎や虫垂炎、ヘルニアなどの良性疾患も治療対象です。手術では、積極的に腹腔鏡等を使用して、整容性に優れ、痛みの少ない手術を行っています。術後の再発などに対しては、化学療法センターでの全身化学療法を行います。手術から緩和医療に至までのトータルな診療が可能です。
主な対象疾患
- 消化器癌手術 根治手術からバイパス手術や人工肛門造設術まで
- 急性胆のう炎や虫垂炎など良性疾患手術
- 化学療法(大腸癌 胃癌など)
- 皮下埋込型ポート挿入手術(抗がん剤治療 緩和期や末梢血管確保困難症例に対する輸液路確保)
- 腸瘻造設手術
- 内痔核硬化療法(ジオン注)
- 直腸脱腹腔鏡手術
- 鼠径ヘルニア腹腔鏡手術
各種実績
- 診療実績(2023年版)
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外来新患者数 456人/年 外来延患者数 3,989人/年 入院新患者数 501人/年 入院延患者数 8,911人/年 - 手術実績(2023年版)
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結腸癌手術 28件 直腸癌手術 36件 胃癌手術 15件 ヘルニア(成人)手術 96件 胆石症・胆道系手術 87件 虫垂炎(成人)手術 12件 その他手術 75件