診療科乳腺外科・形成外科
概要
患者のみなさんへ
当科は日本乳癌学会認定乳腺専門医と認定医が常勤医として、また附属病院から乳腺専門医が非常勤医として診療しています。小腫瘤病変や微細石灰化病変の検出が容易な高画質のトモシンセシス(3D撮影)が可能な先端のマンモグラフィ撮影装置を導入しています。この装置で寝屋川市、四條畷市の対策型乳癌マンモグラフィ検診も行っています。また微細石灰化病変診断の組織検査(ステレオガイド下マンモトーム生検)も3D撮影の利点を活用して行っています。
手術は病院医師構成の特色を活かして、「できる限り乳房喪失感を感じさせない」を合い言葉に乳房切除後に同時に乳房再建を行う一期的乳房再建を積極的に行っています。術後治療は当院で乳腺センターが設立されたことから、多職種連携でエビデンスに基づく個別化治療を包括的に行っています。
特色・強み
マンモグラフィ検査で要精査となった微細石灰化像の精査が可能です。ステレオガイド下マンモトーム生検(写真)もトモシンセス(3D撮影)を活用することで、従来よりも短時間の検査が可能です。
主な対象疾患
- 乳癌
- 良性乳腺腫瘍
各種実績
- 診療実績(2023年版)
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外来新患者数 719人/年 外来延患者数 8,004人/年 入院新患者数 165人/年 入院延患者数 1,371人/年 - 手術実績(2023年版)
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乳癌手術 125件 良性疾患手術 74件 その他手術 36件