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診療支援部門内視鏡部

概要

患者のみなさんへ

内視鏡部は地域に根ざした医療を提供する目的で2010年7月の当院開院と同時に発足しました。消化管内視鏡検査室が2室、上部検査前処置+リカバリー室(リカバリーチェア3台)、大腸検査前処置スペース、トイレ5室(うち車椅子対応1室)と洗浄室からなります。内視鏡トロリーは3台、内視鏡スコープは超音波内視鏡も含めて24本備えています。炭酸ガス送気システム、高周波発生装置、アルゴンプラズマ凝固装置なども備え内視鏡治療にも対応しています。また関連学会の指導施設に認定されています。
内視鏡機器の進歩と内視鏡手技の向上に伴い、消化器疾患等の診断治療における内視鏡の役割が大きくなっています。当院内視鏡部では上部消化管疾患、大腸疾患、胆道・膵臓疾患に対して診断と治療を中心に内視鏡診療を行っています。内科と外科の医師により、通常の上部・下部消化管内視鏡検査から専門的な内視鏡治療、胆道・膵臓疾患の治療も行っています。
高度で特殊な内視鏡診断治療については関西医科大学附属病院・総合医療センターと連携をとり、地域に根ざした医療を提供すべく、安全で質の高い内視鏡診療を提供します。

特色・強み

当院は日本消化器内視鏡学会のほか、日本消化器病学会、日本消化器外科学会など関連学会の指導施設や指導関連施設に認定されています。学会の指導医・専門医をはじめ、経験豊富な医師が、日本消化器内視鏡学会認定技師資格を有するメディカルスタッフとともに内視鏡診療に従事しています。

上部消化管、下部消化管、胆道・膵臓疾患の診断と治療を中心に内視鏡診療を行っています。通常の上部・下部消化管内視鏡検査から専門的な内視鏡治療、胆道・膵臓疾患の診断治療も行っています。上部スクリーニング検査については、地域医療連携部を通した検査予約も受け付けています。

治療方針は関連各科の学会認定指導医・専門医とともに内科と外科の医師によるカンファレンスを行い決定しています。
内視鏡検査・治療件数2022年は、
上部1868件(検査1730件、治療138件)、大腸1363件(検査1107件、治療256件)、胆膵155件(検査33件、治療122件)でした。

主な対象疾患

食道・胃・十二指腸:逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、早期胃癌、胃ポリープ、慢性胃炎、ヘリコバクターピロリ感染、好酸球性胃腸炎、食道・胃静脈瘤など

大腸:大腸ポリープ、大腸癌、虚血性腸炎、感染性腸炎、結腸軸捻転症、潰瘍性大腸炎、クローン病、カルチノイドなど

胆道・膵臓:胆石、総胆管結石、閉塞性黄疸、胆管癌、膵癌、膵嚢胞、膵腫瘍、急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎など

学会認定施設

日本消化器病学会指導施設
日本消化器内視鏡学会指導施設
日本胆道学会指導施設
日本超音波医学会超音波専門医研修基幹施設