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診療支援部門臨床検査部

概要

患者のみなさんへ

臨床検査とは、医師が患者さんの病態を把握し、診断、治療および予後を診断するために重要な検査であり、臨床検査部はこれら検査を担当している部門です。院内実施検査はすべて迅速かつ正確に結果を報告することを基本としています。また、その診断の根拠となります基準値におきましてもできるだけ本院(附属病院)との互換性を保ち、かつ関西医大3病院ならばどこからでもデータ確認できるようなシステムとなっています。

特色・強み

当院の大きな特色であります夕方診療に対応しまして、午前診療とほぼ同程度の検査(血液・尿など)を行っております、超音波検査におきましても心臓エコー・腹部エコー・乳腺エコー・甲状腺エコーを実施し、医師が必要であれば当日中に結果報告が可能となっています。

当院は乳腺外科をもち、夕診診療も含め診察のある日・時間に対応し、乳腺エコー検査を実施しております。検査実施者は全て女性技師にて対応させて頂きます。

臨床研究に関するお願い

細胞診検査を受けた患者さんへ

当院では、以下の臨床研究を実施しております。本研究は、通常の診療で採取された細胞診検査から得られる情報をまとめることにより行います。このような研究は文部科学省・厚生労働省の「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」(平成26年文部科学省・厚生労働省告示第3号)の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされております。本研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の問い合わせ先にご照会下さい。

<研究課題名>
細胞診検体における臨床病理学的研究

<研究機関名・研究責任者>
関西医科大学附属病院 石田光明 (病理診断科 講師)

<研究の目的>
細胞診検査の精度向上

<研究の方法>
・対象となる患者さん
2010年7月から2016年9月までの間に関西医科大学香里病院で細胞診検査を施行した患者さん

・利用する情報
年齢、性別、臨床病期、画像診断結果、予後、細胞学的特徴、病理組織学的・免疫組織化学的特徴

<本研究に関する情報の提供について>
本研究に関して、研究計画書や研究に関する情報をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体の支障となる場合以外はお知らせすることができます。

<個人情報について>
研究に利用する情報は、患者さんの氏名・住所など、患者さん個人を特定できる情報は削除して管理致します。また、研究成果は学会や学術雑誌等で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。
患者さんからご自身の情報開示等の請求は個々に対応致します。

<利益相反>
本研究は研究責任者が所属する診療科の研究資金で実施し、団体・企業等からの資金提供はありません。