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診療支援部門化学療法センター

概要

患者のみなさんへ

日本では2人に1人が「がん」にかかり、3人に1人が「がん」で死亡するといわれています。がん治療には、三本柱として手術、放射線治療、がん薬物療法があります。がんで命を落とさないためには、早期発見とともに適切ながん治療を受けることが必要です。また、再発した場合でも、がん薬物療法によって延命や生活の質の向上が期待されます。2024年4月より開設した化学療法センターは、通院される患者さんを対象に、がん薬物療法(化学療法)を行う外来部門です。

特色・強み

電動リクライニングチェアとベッド、あわせて10床を備えています。当センターでは、医師、看護師、薬剤師が協力しながら、患者さんが、リラックスして安全に治療を受けていただけるように努めています。過去5年間に外来で化学療法を受けた延べ患者数は、図1の通りで、昨年度は1,510名でした。

外来腫瘍化学療法の体制について

→当院の外来腫瘍化学療法の体制についてはこちらから

主な対象疾患

化学療法センターを利用する主要な診療科は、乳腺外科、外科、内科、腎泌尿器外科ですが、その他の診療科でも外来で実施が可能な化学療法であれば、センターを利用いたします。

臓器別の患者数では、乳がんがもっとも多く、大腸がん、血液腫瘍、胃がん、腎泌尿器がんの順になっています(図2)。