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関西医科大学附属病院の特長AIの治療での活用

AI内視鏡、医用画像解析ソフトウェア導入

令和4年11月、附属病院に、AI内視鏡を導入しました。病変の発見支援のみならず、腫瘍の鑑別支援、浸潤がんの鑑別支援、潰瘍性大腸炎活動性評価支援までも可能なフルスペックモデルのAI内視鏡導入は西日本の病院では初めてです。
今回導入したAI内視鏡「内視鏡画像診断支援プログラム」は、大腸の病変候補検出をリアルタイムに行う画像診断支援プログラムです。術中においては、これらシステムの導入により、内視鏡を担当する医師の技量を補うことで、適切に判定・診断することが可能となり、またリアルタイムの診断支援による迅速な治療方針の決定により、患者さんの負担軽減にもつながります。また、令和5年3月には胸部単純撮影、4月には胸部CT撮影の診断装置から得た情報をコンピュータ処理し、医師の診断を支援する医用画像解析ソフトウェアも導入しました。肺結節の特徴に類似した特徴を持つ領域をコンピュータで検出することにより、医師の肺癌の見落とし防止につながります。