関西医科大学総合医療センターの特長ラピッドレスポンスカー
総合医療センターにはドクターカーの中でも迅速に救命医療を開始できるラピッドレスポンスカーを導入しています。守口市門真市消防組合との災害における協力体制にかかる覚書締結に基づいたもので、2023年6月末から運用を開始しています。導入されたラピッドレスポンスカーは、要請に基づき医療者が災害現場に直行し現地で緊急性の高い疾患への対処や、COVID-19対応時に実施した宿泊型療養ホテルへの往診などに使用できる、機動性に優れた多目的の乗用車タイプで、同往診による補助金収入により導入が可能となりました。
また、電力供給が可能なプラグインハイブリッド車であるため、大規模災害時には電力供給が絶たれた被災現場における、被災者に対する電力供給も可能です。この導入により、地域での救命率向上に寄与する働きが期待されます。