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看護ケア外来CKD外来

概要

CKD外来①(保存期指導)

日本では現在20歳以上の成人の8人に1人が慢性腎臓病(以下CKD)と言われています。CKDは高血圧や糖尿病、脂質異常法などの生活習慣病により徐々に進行することから、食事・生活管理がとても重要です。
CKD外来①では腎不全保存期の患者さんの腎臓病の進行を遅らせるための生活・食事指導を行い、末期腎不全にならないように支援を行っています。

担当者
腎臓病療養指導士
レシピエント移植コーディネーター

CKD外来②(腎代替療法選択)

腎代替療法には、血液透析、腹膜透析、腎移植の3つの手法に大別されます。それぞれにメリット・デメリットがあり、患者さんの原疾患、ライフスタイル、ご自身の希望に合わせた、適切な治療法をご自身で選択していただくことが重要になります。我が国では血液透析に偏っているとの問題点が指摘されています。

当院では「腎移植」を含めた、腎代替療法選択指導をご提供しています。受診の対象が①腎機能低下患者さんで、慢性腎臓病の患者さんであって、3ヶ月前までの直近2回の eGFR(mL/分/1.73㎡)がいずれも30未満の場合、あるいは②急速進行性糸球体腎炎等による腎障害により、急速な腎機能低下を呈し、不可逆的に慢性腎臓病に至ると判断される場合が、対象となります。保険診療で、お一人に2回まで実施できます。

医師と看護師が治療方針に関する資料や実際に使用する医療機材をお示ししながら、適切な時期に腎代替療法の情報提供を行っています。

担当者
腎臓内科外来担当医
血液浄化センター看護師(腎臓病療養指導士、腎代替療法専門指指導士)
レシピエント腎移植コーディネーター

各種実績

2022年度
CKD① 61件
CKD② 55件

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