診療支援部医用工学部
概要
患者のみなさんへ
医用工学部では、血液浄化療法部・中央手術室・MEセンター・CCU心臓カテーテル検査室・内視鏡センターに臨床工学技士を派遣して、各々高度先端医療の支援や機器管理の役割を担っています。また、医療機器安全管理業務では、中央管理機器を安全に提供できるよう環境を整え、医療安全や高度医療技術習得の推進の為に機器教育を行っています。
2014(平成26)年5月からは院内に24時間在中し、夜間、休日においても迅速に対応しています。
特色・強み
【血液浄化療法業務】
重症部門を含む血液浄化業務として、人工透析、単純血漿交換(PE)、持続的血液濾過透析(CHDF)、白血球除法(LCAP)等その他の血液浄化療法にも従事しています。定期的な水質管理も実施し治療の支援をしています。
【中央手術室業務】
麻酔器・生体情報モニターなど手術室機器の保守点検や、内視鏡のセッティング、その他トラブル対応に従事しています。人工心肺装置や自己血回収装置の操作やDaVinci操作支援,神経術中モニタリング業務など高度医療機器の保守管理・操作も行っています。
【MEセンター呼吸器業務】
病棟・集中治療室やNICUの人工呼吸器を中心に機器保守管理業に従事しています。また呼吸療法認定士らが呼吸ケアチームに所属し人工呼吸器離脱の為に、使用中人工呼吸器の作動状況や設定を確認しています。安全対策として看護師への教育にも取り組んでいます。
【心臓カテーテル室業務】
心臓カテーテル検査・治療・ペースメーカー埋め込みの際に使用するポリグラフ、血管内超音波画像診断装置(IVUS)等の操作や、経皮的補助人工心肺(PCPS)、大動脈バルーンパンピングの操作、清潔介助などを行っています。ペースメーカー外来や心臓手術業務の支援もしています。
【内視鏡センター業務】
内視鏡スコープのセッティング、機器のトラブル対応など内視鏡機器の保守管理やカプセル内視鏡業務、読影介助、上部EMR ESD DB-ERCPの介助などに従事しています。内視鏡外科手術時の支援も行っています。
【医療機器安全管理業務】
輸液・シリンジポンプ、人工呼吸器などの汎用医療機器を一括して管理し、各病棟への貸し出し業務や機器の点検、修理などの保守業務を行っています。また卒後研修センター・医療安全管理部・看護部と連携したME機器の定期的な基礎研修や、特定機能機器研修など、医療機器の操作教育も行っています。