大腸がんによる死亡は日本人女性の1位、男性も2位を占め国民病とも言える病気です。しかし、大腸内視鏡で早期がんや前がん病変である腫瘍性ポリープを切除することで、大腸がんによる死亡を大幅に減らせることが分かっています。
附属病院では、2022年11月からAI内視鏡を用いて大腸内視鏡検査を行っています。AIで検査中の画像を解析し、ポリープやがんなどの病変候補を検出するとリアルタイムに医師に知らせます。また、超拡大内視鏡で撮影された画像をAIが解析し、発見された病変の状態もリアルタイムで予測します。
※附属病院で導入しているオリンパスEndoBRAINについて、3つの拡張機能を備えたフルモデルの導入は西日本で初となります。
医師とAIの「2つの目」で見ることで、大腸内視鏡検査がさらに安心・安全になります。患者さんの身体の負担軽減につながります。
病変の発見支援のみならず、腫瘍の鑑別支援、浸潤がんの鑑別支援、潰瘍性大腸炎活動性評価支援までも可能なフルスペックモデルの導入は本学が西日本の病院で初となります。 AI内視鏡を用いた臨床研究も積極的に行われています。
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