理事長挨拶

Greeting
理事長挨拶

IT化・DXが社会全体で推進される中で、大学病院としてますます高度化する最先端の医療を提供し続けるためには、新しいIT技術やAIの導入が不可欠と考えられます。
さらに、働き方改革のために業務の効率化を進めるには、関西医科大学全体のDXの一環として附属病院群での業務IT化が必要です。
なかでも開院19年目を迎え、今後別館建築とそれに続く本館改修でさらに機能強化を図ろうとしている附属病院は、これまで以上に患者さんにとって便利で受診しやすく、10年後も15年後もわが国トップの病院であり続けるために、新たな技術の導入によるスマート病院化を推進したいと考えています。
このような状況の中で、本学では、2020年に理事長直轄スマート病院構想作業部会を設置し、医療のスマート化、AI診療の導入、病院体制のスマート化、事務作業のスマート化の4つの分科会に分かれて検討を進めてきました。分科会での調査、検討結果を作業部会で審議し、必要なものはその場で導入を決定、早期実現を図っています。
近い将来、患者さんが病院に来れば自動的に受診手続きが完了、スマートフォンには診療の順番や待ち時間の予想が提示され、診療が終了すれば自動的に会計処理が行われる、病院内では物品を運ぶ自動搬送ロボットや、自動的に目的地に向かう車椅子が走行し、医師は自宅にいても電子カルテで入院患者さんの状況を把握できる、そういう病院を目指してスマート化を進めています。ぜひご期待ください。

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