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急性心不全

症状の解説

急激に胸内苦悶、胸痛、動悸、不整脈、呼吸困難等を来たし、意識障害から心停止に至ります。

主な原因

心筋梗塞、心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症の診断を受けている場合があります)、致死的不整脈(心臓自体に原因がある場合や、薬剤による中毒などで起こりえます)、心筋炎、弁膜症など、種々の原因で生じます。

必要な検査

心電図、心エコー、CT、心臓カテーテル検査、血液検査など

治療法

薬物療法による内科的治療に加えて、原因に応じて、詰まっている冠状動脈に対する治療として冠状動脈を拡張させたり、詰まっている血栓の溶解、内腔を保持するためのステント留置、さらにはバイパス手術、などを行います。不整脈には、原因に応じてペースメーカを留置したり、ときには自動除細動電極を埋め込んだりします。心肺停止症例には、直ちに心肺蘇生術を開始します。

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