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指肢切断(再接着を目的とした事例)

症状の解説

手の指、あるいは手首での完全な離断で、再接着すべき末梢部分が、完全に挫滅されたり粉砕されたりすることなく残っている場合には、再建を目指します。

主な原因

刃物、のこぎり、咬まれたことによる切断や、機械に巻き込まれたことによる切断。

必要な検査

レントゲン撮影。

治療法

可能な限り、動脈、静脈、神経、腱を顕微鏡を用いたりして縫合し、骨を固定して再接着を図ります。皮膚が足りなければ、露出する手指の先端を腹壁に埋め込んで、腹壁が指に生着してから切り離し、少しでも指の長さを保つようにする方法をとる場合もあります。

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